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信濃藤四郎吉光 & 藤四郎吉光 号五虎退 が共演、5月27、28日夜8時まで特別展示

 5月27,28日の両日夜8時まで、信濃藤四郎吉光 & 藤四郎吉光 号五虎退を特別展示しております!!。
大勢の刀剣女子やファンで賑わっています。下記は5月28日附荘内日報より。
同様に6月3,4日は夜8時まで、信濃藤四郎吉光 & みだれ藤四郎吉光 を特別展示してます。お楽しみに!

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# by ChidoMuseum | 2017-05-27 19:12 | 博物館のとっておき | Comments(0)

日本遺産認定「サムライゆかりのシルクー日本の近代化の原風景に出会うまち鶴岡へ」

4月28日平成29年度日本遺産認定「サムライゆかりのシルクー日本の近代化の原風景に出会うまち鶴岡へ」^^^^^^^^^^^^^

日本の近代化を産業面から索引した絹産業。旧庄内藩士が刀を鍬に持ち替えたことが、鶴岡市を中心とする庄内地域が国内最北限の絹産地となったきっかけでした。この地域は、国内の絹産業が時代とともに衰退する中で、百数十年も経た今もなお、養蚕から絹織物の製品化まで一貫した工程が残る国内唯一の地です。
”生きた業”の産業観光地~松ヶ岡開墾場~
明治維新の後、旧庄内藩士約3,000人(推定稼働延人員約50万人)が刀を鍬に替え、荒野を開拓し日本最大の養蚕群を建設した松ケ岡開墾場。ここは庄内地域のみならず、日本の近代化にも貢献した”ジャパンシルク源流の地”です。松が岡の開墾は、鶴岡市を中心に庄内地域で絹産業隆盛の大きな契機となり、産業面だけでなく、文化面にも大きな影響を与えました。明治時代初期に全国的で行われた士族授産の開墾地の多くが普通の農山村集落となっていった中で、松が岡開墾場は開墾当時の形態を継続し、今日までその施設、開墾地、経営方針を維持している稀有な例であり、日本の開拓史上きわめて貴重とされています。松が岡開墾場綱領にある「徳義を本として産業を興して国家に報じ、以て天下に模範たらんとす」の教えが守り続けられ、養蚕から製糸・製織・精錬・捺染までの絹製品生産の一貫した工程を無形の文化遺産、すなわち”生きた業"として現在に継承する、国内で唯一の地域となっています。
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多層民家の里~田麦俣~
鶴岡市の田麦俣地区は、庄内地域と村山地域を結ぶ60里越古道沿いの集落で、4層構造の多層民家の里として知られ、松が岡の開墾により大きな影響を受けた地域の一つです。明治時代の中頃、現金収入の源として養蚕が盛んになり、民家の2階以上が養蚕の場所として使用されるようになっていきました。しかし同地区は、山間部の傾斜地に位置し、住宅に適した土地が狭いうえに冬季は豪雪地帯として知られ、建物の新築や増築が困難であったため、毎日の暮らしと作業・養蚕のための部屋が一つの建物の中にまとめられて多層の形になったといわれています。1層めは家族の居住用、2層目は住み込みの使用人たちの居住用と作業場、3層目が養蚕、そして4層目が物置として使用されました。その際養蚕の作業効率を高めるため、屋根裏の改造が行われました。四方の屋根から採光と煙だしができるように「高はっぽう」と呼ばれる高窓が設けられましたが、これを屋根の側面から見た姿が「武者のかぶった兜」の姿に似ていることから、「兜づくり」と呼ばれるようになり、建物は輪郭とゆるやかな反り具合が美しい、風格のある意匠にかわっていきました。
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近代化の原風景~~商業・産業の近代化遺産群~~~~

 鶴岡の絹織物産業に対して、ベンチャーキャピタルとして投資したのが、鶴岡城下で旧庄内藩の御用商人として発展し、後に鶴岡一の豪商となって産業の振興に力を注いだ風間家でした。風間家7代当主風間幸右衛門は、武家屋敷跡に住居と営業の拠点として「丙申堂」を明示29年(1896)丙申の年に建設しました。この丙申堂は約200年前の武家門や、約4万個の石がおかれた「石置屋根」が特徴で、主屋を中心に4つの蔵や広大な板の間と大黒柱など、豪商の往時の繁栄ぶりをよく残しております。
市内にある致道博物館では、田麦俣地区にあった多層民家の1棟が移築展示され、煙出しなど現地の行事が行われており、同じ敷地内に移設された明治時代、桑園整備への資金貸付、養蚕指導などが重要な業務となっていました。また鶴岡市内に立地し絹織物の精錬を担う羽前絹練では、明治時代創業の工場と昭和15年建築の事務所が当時のまま活用されており、往時を偲ぶことができます。
このように、鶴岡市では、近代化の礎となった絹産業の歴史と文化を保存継承し、近代化の原風景が貴重な歴史遺産として残されているとともに、現在は、絹の新たな文化価値や創造性あふれる産業を創出するため、市f0168873_21485429.jpg

民、地域、行政が連携して「鶴岡シルクタウンプロジェクト」に取り組んでおり、鶴岡で生まれた絹糸の新たな活用としてkibisoが、改めてジャパンシルクを世界に発信しています。
構成文化財:
松ケ岡開墾場(国史跡)、松ケ岡開墾士住宅(市有形)、旧遠藤家住宅(県指定・田麦俣地内)、旧風間家住宅丙申堂(国重文)、風間家旧宅表門(国登録)、風間家旧宅西側板塀(国登録)、風間家旧別邸無量光苑釈迦堂(国登録)、風間家旧別邸土蔵(国登録)、風間家旧別邸表門(国登録)、風間家旧別邸中門(国登録)、風間家旧別邸北門(国登録)、風間家旧別邸板塀(国登録)、旧渋谷家住宅(国重文・致道博物館)、旧西田川郡役所(国重文・致道博物館)、御隠殿(致道博物館)庄内藩校致道館(国史跡)
No,ストーリータイトル都道府県申請者
1江差の5月は江戸にもない~ニシン繁栄が息づく町~北海道江差町
2荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~山形、北海道、青森、秋田、新潟、石川、福井酒田、函館、松前、鰺ヶ沢、深浦、秋田、新潟、長岡、加賀、敦賀、南越前
3サムライゆかりのシルク~日本近代化の原風景に出会うまち鶴岡へ山形県鶴岡市
4和装文化の足元を支え続ける足袋 藤のまち行田埼玉県行田市
5忍びの里 伊賀・甲賀~リアル忍者を求めて~滋賀県・三重県甲賀市・伊賀市
6300年を紡ぐ絹が織りなす丹後ちりめん回廊京都府宮津市・京丹後市・与謝野町・伊根町
71400年にわたる悠久の歴史を伝える「最古の国道」~竹内街道・横大路(大道)大阪府・奈良県大阪府
8播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道~資源大国日本の記憶をたどる73kmの轍~兵庫県朝来市・姫路市・福崎町・市川町・神河町・養父市
9絶景の宝庫 和歌の浦和歌山県和歌山市・海南市
10最初の一滴醤油醸造の発祥地 紀州湯浅和歌山県湯浅町
11日が沈む聖地出雲~神が創り出した地の夕日を巡る~島根県出雲市
12一輪の綿花から始まる倉敷物語~和と洋が織りなす繊維のまち~岡山県倉敷市
13きっと恋する六古窯~日本生まれ日本育ちのやきもの産地~岡山、福井、愛知、滋賀、兵庫備前市・越前町・瀬戸市・常滑市・甲賀市・篠山市
14森林鉄道から日本一のゆずロードへ~ゆずが香り彩る南国土佐・中芸地域の景観と食文化高知県安田町・奈半判町・田野町・北川村・馬路村
15関門ノスタルジック海峡~時の停車場、近代化の記憶~福岡県・山口県北九州市・下関市
16米作り、2千年にわたる大地の記憶~菊池川流域「今昔水稲物語」~熊本県山鹿市・玉名市・菊池市・和水町
17やばけい遊覧~大地に描いた山水絵巻の道をゆく大分県中津市・玖珠町



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# by ChidoMuseum | 2017-04-29 14:21 | 博物館のとっておき | Comments(0)

~見どころ学べる!目で観る刀の教科書~展開催中

 日本名刀展第一部4月29日より6月8日まで~見どころ学べる!目で観る刀の教科書~展開催中、第二部は6月14日から7月6日まで「平成29年度新作名刀展~現代の刀工と刀職~を開催します。連休中7日までは午後6時まで時間延長して開館しております。記念グッズも充実しておりますので、お楽しみください。
 また4月29日日本遺産に「サムライゆかりのシルク」が認定され、その構成文化財として当館の渋谷家住宅、旧西田川郡役所もご覧いただけ、少し足をのばしていただけばその松ケ岡の大蚕室群もご覧いただけます。
~見どころ学べる!目で観る刀の教科書~展は、見どころ満載、重要文化財短刀信濃藤四郎吉光、県文化財刀藤原清人、市文化財月山正信など当館所蔵の刀や、今回ポスターに文字がちらりとみえるミステリアスな刀たち、重要文化財太刀見返り元重、ムラマサ、ドウタヌキ、キヨミツ、コテツ、マサムネ、ユキヒラ、キヨマロ、ヤスツナ、クニヒロなどなど。
同田貫(どうだぬき)は九州肥後菊池の同田貫(地名)を本拠地に、永禄頃から活躍した肥後刀工の一群で、京都の来派(らいは)の流れをくむ刀工集団、刀同田貫正国は加藤清正が所持し、その後岡山藩池田家にったえられた刀、加藤清正が敵と争った傷痕が刀にのこされており、この部分は研がないようにとの伝文がつけられています。幸村が豊臣秀頼より賜った太刀正宗「道芝露」(金象嵌で真田幸村とある)、四谷正宗と称された清麿とその愛弟子清人の並んで二人の刀など興味深い刀を展示しております。清人は幕末師清麿が亡くなり、他の大勢の弟子が去っていった中、一人残り師の刀債と遺族の世話を一手に引き受け完済した美談が当時江戸の評判になりました。毎年秋に清人(鶴岡市温海出身)を偲んで碑前祭(碑「師に似たる所2つあり、銭無しと酒呑みと」)を行っています。
 5月14日にはゆるキャラ「おっきいコンノスケ」が1日館長をつとめ、市内各所に設けられているスタンプラリー各所激励?に巡廻します。
 13日14日は「Katana Day」小中生無料、子供むけのクイズ日本刀をおこない、全問正解者には特製ポストカードをプレゼントします。f0168873_10261377.jpg


27~28日は五虎退 藤四郎吉光、6月3日~4日にはミダレ藤四郎が登場、ギャラリートークも開催、
この4日間は夜8時まで開館します。
講演会場は展覧会会場、各回先着順100名様、当日の朝8:00より希望時間の整理券を配布します。
5月28日(日)特別講演 米沢上杉博物館 角屋由美子先生
     午前10:00~
6月3日(土) 特別講演 日本刀剣博物技術研究財団 
     ①午後1:30~ ②午後2:30~③午後4:00~
6月4日(日) 特別講演 日本刀剣博物技術研究財団 
     ①午後1:30~ ②午後2:30~③午後4:00~

致道博物館・刀剣乱舞ーオンライン・コラボ企画
出羽庄内藩城下町スタンプラリー(全期間)
特別協力:(株)ニトロプラス 
後援:鶴岡市、鶴岡市

オリジナルグッヅの販売
 刀剣からうまれた日常用語がたくさんあります。例えば、「切羽つまる」「目抜き通り」「真剣」「単刀直入」「うっとり」「とんちんかん」「反りがあわない」「つけ焼き刃」などなど、かかわり深い長い歴史を物語っています。
ご光来をお待ちいたしております。





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御休憩とお食事はコラボしている下記のところでどうぞ。
荘内藩しるけっちゃーの、お食事処桂や、水の食卓百けん濠、暫きん亭、すかーぜ、お台所やじま、パンハウス荘内、サンク

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上杉博物館では戦国時代展を開催しております。チケットの半券をお持ちになったら割引いたします。また致道の半券で上杉博物館さんでは割り引きでfご覧なれます。

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# by ChidoMuseum | 2017-04-29 09:12 | 展覧会 | Comments(0)

桜百選、続百名城に選ばれた鶴岡城址公園の桜 満開 

本日は、暖かく桜百選、続百名城に選ばれた鶴岡城址公園の桜は満開。
花に誘われ、公園周辺は大勢の花見客で賑わいました。
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桜百選:
[ 鶴岡市の中心部にあり、かつて庄内藩・酒井家歴代藩主の居城として栄えた鶴ヶ岡城跡に広がる城址公園。
お堀や石垣、樹齢数百年の老杉が残り、四季を通して美しい花々が咲く。
園内には約730本の桜があり、「さくら名所100選」にも選ばれるほどだ。
また、藤沢周平の小説「花のあと」の舞台として描かれ、平成22年公開の映画のロケ地にもなった。
スクリーンには公園の美しい桜の景色が映し出されている。]
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そして鶴岡城址公園は続100名城にえらばればかりです。


日本百名城
No日本百名城 No.続日本百名城 
1根室半島チヤシ跡群根室市101志苔館函館市
2五稜郭函館市102上ノ国勝山館上ノ国町
3松前城松前町103浪岡城青森市
4弘前城弘前市104九戸城二戸市
5根城八戸市105白石城白石市
6盛岡城盛岡市106脇本城男鹿市
7多賀城多賀城市107秋田城秋田市
8仙台城仙台市108鶴ヶ岡城鶴岡市
9久保田城秋田市109米沢城米沢市
10山形城山形市110三春城三春町
11二本松城二本松市111向羽黒山城会津美里町
12若松城会津若松市112笠間城笠間市
13白河小峰城白河市113土浦城土浦市
14水戸城水戸市114唐沢山城佐野市
15足利氏館足利市115名胡桃城みなかみ町
16箕輪城高崎市116沼田城沼田市
17金山城太田市117岩櫃城東吾妻町
18鉢形城寄居町118忍城行田市
19川越城川越市119杉山城嵐山町
20佐倉城佐倉市120菅谷館嵐山町
21江戸城千代田区121本佐倉城酒々井町
22八王子城八王子市122大多喜城大多喜町
23小田原城小田原市123滝山城八王子市
24武田氏館甲府市124品川台場港区
25甲府城甲府市125小机城横浜市
26松代城長野市126石垣山城小田原市
27上田城上田市127新府城韮崎市
28小諸城小諸市128要吉山城甲府市
29松本城松本市129龍岡城佐久市
30高遠城伊那市130高鳥城諏訪市
31新発田城新発田市131村上城村上市
32春日山城上越市132高田城上越市
33高岡城高岡市133鮫ヶ尾城妙高市
34七尾城七尾市134富山城富山市
35金沢城金沢市135増山城砺波市
36丸岡城坂井市136鳥越城白山市
37一乗谷城福井市137福井城福井市
38岩村城恵邦市138越前大野城大野市
39岐阜城岐阜市139佐柿国吉城美浜町
40山中城三島市140玄蕃尾城敦賀市
41駿府城静岡市141郡上八幡城郡上市
42掛川城掛川市142苗木城中津川市
43犬山城犬山市143美濃金山城可児市
44名古屋城名古屋市144大垣城大垣市
45岡崎城岡崎市145興国寺城沼津市
46長篠城新城市146諏訪原城島田市
47伊賀上野城伊賀市147高天神城掛川市
48松坂城松坂市148浜松城浜松市
49小谷城長浜市149小牧山城小牧市
50彦根城彦根市150古宮城新城市
51安土城近江八幡市151吉田城豊橋市
52観音寺城近江八幡市152津城津市
53二条城京都市153北畠氏館津市
54大阪城大阪市154田丸城玉城町
55千早城千早赤坂村155赤木城熊野市
56竹田城朝来市156鎌刃城米原市
57篠山城篠山市157八幡山城近江八幡市
58明石城明石市158福知山城福知山市
59姫路城姫路市159芥川山城高槻市
60赤穂城赤穂市160飯盛城大東市
61高取城高鳥町161岸和田城岸和田市
62和歌山城和歌山市162出石城・有子山城豊岡市
63鳥取城鳥取市163黒井城丹波市
64松江城松江市164洲本城洲本市
65月山富田城安來市165大和郡山城大和郡山市
66津和野城津和野町166宇陀松山城宇陀市
67津山城津山市167新宮城新宮市
68備中松山城高梁市168若桜鬼ヶ城若桜町
69鬼ノ城総社市169米子城米子市
70岡山城岡山市170浜田城浜田市
71福山城福山市171備中高松城岡山市
72吉田郡山城安芸高田市172三原城三原市
73広島城広島市173新高山城三原市
74岩国城岩国市174大内氏館・高嶺城山口市
75萩城萩市175勝瑞城藍住町
76徳島城徳島市176一宮城徳島市
77高松城高松市177引田城東かがわ市
78丸亀城丸亀市178能島城今治市
79今治城今治市179河後森城松野町
80湯築城松山市180岡豊城南国市
81松山城松山市181小倉城北九州市
82大洲城大洲市182水城大野城市
83宇和島城宇和島市183久留米城久留米市
84高知城高知市184基城基山町
85福岡城福岡市185唐津城唐津市
86大野城大野城市186金田城対馬市
87名護屋城唐津市187福江城五島市
88吉野ヶ里遺跡吉野ヶ里町188原城南島原市
89佐賀城佐賀市189鞠智城山賀市
90平戸城平戸市190八代城八代市
91島原城島原市191中津城中津市
92熊本城熊本市192角牟礼城玖珠町
93人吉城人吉市193臼杵城臼杵市
94大分府内城大分市194佐伯城佐伯市
95岡城竹田市195延岡城延岡市
96飫肥城日南市196佐土原城宮崎市
97鹿児島城鹿児島市197志布志城志布志市
98今帰仁城今帰仁町198知覧城南九州市
99中城城中城町199座喜味城読谷村
100首里城那覇市200勝連城うるま市



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# by ChidoMuseum | 2017-04-16 18:31 | あれこれメディア情報 | Comments(0)

特別展「茶の湯」於東京国立博物館 に当館所蔵重要文化財「潮音堂」を出品

4月11日から6月4日まで、東京国立博物館で特別展「茶の湯」展が開催中です。特別協力として表千家、裏千家、武者小路千家、藪内、遠州茶道、江戸千家、大日本茶道学会、茶道宗徧流が各流派が特別協力して、お茶に興味ある方には必見の展覧会、是非ご覧ください。当館所蔵の重要文化財「潮音堂」が出品されております。
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その由来については・・・・・・・・

聖一國師  圓爾弁圓  駿河国安倍川上流出身が、鎌倉幕府貞永式目制定、北條泰時全盛時代のとき、諸方参学の後、嘉禎元年(1235)宋に渡って法を求める。

聖一國師が宋で、諸国を遍歴していた。当時天下第一の宗師は径山にいる無準師範和尚としり、直ちに無準を尋ねる。

無準は聖一國師の器量を買い、直ちに入室をゆるした。

滞留六年無準の下で研学、七年目仁治二年、師自ら日本帰国をすすめ、「早く本国に帰って祖道を提唱せよ」との言葉に博多に帰った。当時、日宋貿易をやっていた宋人の謝國明が大旦那になり、博多に承天寺を創立することとなった。

帰国早々承天寺開創を聞いた師の無準は喜びの御祝いとして承天寺の寺額や寺役を示す牌字を自ら書いて贈られた。新寺の模様や大きさが分からないため、大小沢山書いた。ところが九州の天台宗徒に非常な打撃を与えたため、聖一國師の声望をねたみ創立まもなくにも関わらず焼き討ちを掛けられた。そこでやむなく招かれるまま京都に移り大相國九條道家保護により東山に東福寺を経営することになった。

先の師の無準より書いてもらった額字は幸いに承天寺の火事から難を逃れた。そして國師が宋朝より持ち帰った幾多の法文学書と共に東福寺内の普門院に納められた。それらの額字の中にこの潮音堂の三字があった。そして小堀お家元のところに添状二通あり、それによると東福寺の伽藍修理の為に寛永八年二月四日に黄金二百枚を以て「潮音堂」の幅を淀屋三郎右衞門に売渡し、その証明に東福寺の寺役たる東堂西堂の坊主が署名をしている。

なお一通には表具の寸法圓取が書いてあって、それは今日のものとは表層裂が違っているから、遠州が何かの因縁で此の幅を淀屋から譲られて後、今の表具に仕立て替えたとみえる。当時の位地および数奇の模様から察せられる。(田山方南氏当館館報)

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その後、小堀遠州家より酒井に渡った伝説があります。荘内の百科事典といわれる大泉叢誌には次のように記されています。

潮音堂御掛物由来ーーーー坂尾万年編大泉叢誌

潮音堂の御掛物は、故小堀政(遠江守)金山寺より出しを、七百両に求められ、忠勝公は政一の茶の御弟子なりしが、或時、殿中にて遠州申されけるは、珍しき掛物手に入りしまま、一服進じたき由にて日限約諾これあり、忠勝公入らせられしに、彼潮音堂を床にかけ置きぬ。甚だ御称美あって其の値を議せられけるに、政一笑って一字千金と申されとなり。

其の日はそれにて済み、後日に又殿中にて忠勝公政一へ仰せけるは、先日の潮音堂何卒今一度たきとて、又日限を約せられ、其の日に至り入らせられ候て、中立の砌 彼の掛物をとりたまいて、早乗りにて帰らせられ、遠州出迎え講じ入られんとせられしに、公おわせざりしかば、不審してそここことたづね奉るうちに、公より御使者をもって掛物の礼をのべ代三千両出しければ、遠州もさほどまで望ませられんにはとて、その意にまかせられしとなり。依りて小堀和泉守潮音堂掛物箱ばかりあり。その後右三文字を能書にうつさせ印も朱をもって書きし、掛物小堀候にありとなり。


その後、平成10年初夏に小堀宗慶お家元に箱書きをしていただきました。




なお、鶴岡の木村屋で最高の原材料を使った「潮音堂」のお菓子があります。
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なお、伝説口伝には他にいろいろな説があること申し添えます。



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# by ChidoMuseum | 2017-04-15 19:34 | 博物館のとっておき | Comments(0)