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「庄内の文化財 第2部」

10月になりました!
食欲の秋、スポーツの秋、そして芸術の秋の到来です♪

当館では、10月26日まで、
致道博物館創立60周年記念特別展
「庄内の文化財 第2部」
を開催中!

5月に開催した第1部では
刀剣や仏教美術、歴史資料などを中心にご紹介しましたが、
第2部では絵画と墨蹟をご紹介します。

名刹善寶寺所蔵の重要文化財「王昭君図」(菱田春草筆)はもちろん、
当館所蔵の重要文化財「潮音堂」(無準師範筆)、
本間美術館所蔵の重要文化財「藤原定家消息」「伊勢物語」「市河文書」が
ズラリと並びます。

さらに、山形県指定文化財・酒田市指定文化財・鶴岡市文化財などが集結!

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中でも日本画家の菱田春草(1874―1911)の名作中の名作
「王昭君図」
公開を待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか?

縦が168㎝、横が370㎝という巨大な作品ですから、
力自慢の男性6人がかりで
やっと展示することができたんですよ。

この作品は、中国漢時代に漢の元帝が、
後宮の美女を匈奴の王に送ることになり、
その出発の光景を描いた図。

あきらめきった悲しげな王昭君と
別れを歎き悲しむ二人の侍女、
そしてその後ろには
様々な思いを胸にいだいた侍女たちが並んでいます。

後ろの大勢の侍女たちの
目線やしぐさをご覧いただくと
その心境が想像できるかもしれませんね。


ひとつひとつの作品を紹介したらキリがありませんが、
それではもう一点。

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明治維新の三傑と称された
西郷隆盛(1828ー1877)筆の「敬天愛人」

「天を敬い、人を愛す」

西郷の代表的な言葉としてあまりにも有名です。

戊辰戦争の戦後処理にあたった西郷を慕った、
庄内藩主・藩士たちは鹿児島を訪れ、
教えを受け、深い親交を結びました。

そういえば、
9月29日にテレビ朝日系で放送された「珍百景」でも
西郷翁と庄内の関係が取り上げられたばかり。

この作品は明治7年に
庄内藩士三矢藤太郎と赤澤源弥が
鹿児島で教えを受けた際に揮毫してもらった一幅で、
鶴岡市指定文化財になっているんです。

25点が公開される本展、自画自賛ながら
なかなか重厚で見応えがある展覧会になったと思います。

是非、ゆっくりと芸術の秋を満喫しにご来館下さいm(_ _)m


★☆★☆致道博物館創立60周年記念特別展☆★☆★
☆★「庄内の文化財 第2部絵画・墨蹟を中心に」☆★
会 期:10月1日(金)~10月26日(火)
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後 4 時30分)
会 場:致道博物館 展覧会場 
入館料:一般700円、学生380円、小中学生280円
     (常設展示、企画展、庭園などすべてご覧いただけます)
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by ChidoMuseum | 2010-10-03 16:45 | 展覧会 | Comments(0)