致道ブログ

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「古絵図の楽しみ-出羽一国之図を中心に-」

新年初のブログですが、
早いもので今日からすでに2月。

2011年も致道博物館を
どうぞ宜しくお願いいたしますm(_ _)m

今日2月1日といえば
黒川能王祇祭の日でもあります。

庄内はやっぱり今年も
黒川能日和の日になりました。



さて、当館では1月22日から
「古絵図の楽しみ-出羽一国之図を中心に-を開催中。

江戸時代に制作された古絵図には、
山の形状や川の流れ、海岸の岩場の様子など絵画的に描かれ、
また距離などデータが記載されているものが数多くあります。

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何といっても見どころは
江戸前期に描かれた
会場いっぱいに広げられた、
畳約34畳もある大きな大きな
「出羽一国之絵図」(江戸時代前期、正保年間1644~47年)。

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江戸幕府は慶長・寛永・正保・元禄・天保年間に
大名に国を描いた国絵図の作成を命じました。

各時期の国絵図は幕府の示した基準によって作られ、
それをもとに日本図が作成されています。

この国絵図と日本図は将軍に献上され、
幕府官庫紅葉山文庫に収蔵され、国土基本図になります。

正保元年発令の「正保国絵図」では詳しい作成基準を示し、
図を「1里6寸」(1/600)にしたことは画期的でした。

荘内藩でも正保では領国庄内3郡絵図、
元禄・天保では領国庄内2郡絵図を作り、まとめて提出しました。

そして絵図元の秋田藩が出羽国分を一括し、
出羽一国絵図を作成し、幕府に提出しました。

この当館所蔵の県有形文化財「出羽一国之絵図」は
その正保国絵図の写しといわれています。

あまりにも大きすぎて見づらいので、
会場では双眼鏡もご用意しています(^^)



また、「江戸絵図」は江戸城を中心に描かれたもので、
江戸城を中心とした江戸の町の様子が目に浮かぶようです。

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庄内藩の江戸屋敷があったところには
「酒井左衛門」と明記されていますので、
矢印のところにご注目下さいね!

ほんの一部をご紹介しましたが、
この他にも、日本絵図や世界絵図・城下絵図・河川絵図など、
約30点を公開しています。

江戸時代の人たちが、
どうやってこの絵図を描いたんだろう?
なんて考えながら、
現代と比べながら
見てみるのもおもしろいかもしれません。

みなさまのお越しをお待ちしていますm(_ _)m


☆★「古絵図の楽しみ-出羽一国之図を中心に-」☆★
会 期:1月22日(土)~2月21日(月)
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後 4 時30分)
会 場:致道博物館 展覧会場
     http://www7.ocn.ne.jp/~chido/
入館料:一般700円、学生380円、小中学生280円
     (もちろん常設展示、企画展、庭園などすべてご覧いただけます)
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by ChidoMuseum | 2011-02-01 14:33 | 展覧会 | Comments(0)