致道ブログ

chido1950.exblog.jp
ブログトップ

津軽こぎん刺しと南部菱刺し 展がはじまりました。

 平成23年11月5日より11月29日まで津軽こぎん刺しと南部菱刺し展がおこなわれています。
 北国では綿花の栽培ができなかったため、かつての衣料の主体は麻でした。防寒・保温と布の補修のために行われていた刺し子の技は木綿糸の移入によって発達し、主に野良着など仕事着に施され、冬の季節風の強い北国では欠かせないもので、装飾的にも優れたものが多くあります。
f0168873_15364310.jpg

 このたび紹介する刺し子は、青森市在住の民俗研究家田中忠三郎氏が長年収集した青盛県内の農民の仕事着コレクション「津軽・南部のさしこ着物」(786点、昭和58年国重要有形民俗文化財指定)の中から津軽こぎん刺し・南部菱刺しの仕事着など30点余が出品されます。
f0168873_15372137.jpg

 麻布などに木綿糸で布目をひろって幾何学的な美しい模様を細やかに刺したこぎん刺しや菱刺しには、北国に暮らしの中に息づく仕事着の地域的特色と手仕事ならではの美を感じられます。ご清鑑ください。
f0168873_15381259.jpg

 致道博物館で講演いただいた時の田中忠三郎さん、当地には女性の田中ファンがたくさんいます。
f0168873_15421759.jpg

貴重な文化財をご出品ならびにご指導いただきました田中忠三郎氏、田中玄氏、並びに青森県立郷土館にたいし、厚くお礼申しあげます。
[PR]
by ChidoMuseum | 2011-11-05 15:55 | 展覧会 | Comments(0)