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日本経済新聞 ART REVIEW 魚拓とサムライ

 9月13日付の日本経済新聞 ART REVIEW 魚拓とサムライ-庄内藩が究めた「釣道」 と題して1ページを費やし致道博物館の庄内竿や魚拓などの展示なども合わせて大きく掲載されました。
 庄内の昭和年代は商談をするには、まず初めに釣りの話から始まりました。今はいろいろなリクレーションがあり分散してますが当時は釣りが中心だった記憶があります。酒井忠明の写真集のなかの序文に、釣り大会にふれ、海近くの銀行の支店には、お金を預けずに、釣り竿を預けたという話が載っています。よく仕事取引先や金融機関などでも盛んに釣大会がありました。
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 今回、天保10年に江戸屋敷のあった江戸、錦糸堀で酒井忠発が釣った鮒を魚拓にしたもの(鶴岡市郷土資料館)は日本最古の魚拓といわれています。また明治14年に酒井忠篤が新潟県岩船郡で釣った2尺8寸1分の真鯛の魚拓が紹介されています。
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 秋保親友「野合日記」には「名竿は刀より得がたし」と記載があり竿には銘があり刀と同等?に大事にしました。釣りは、城下から海まで10k以上、歩く、夜道も歩く、それは心身の鍛練と夜目を養うことになり、また釣りは天候状況、潮の流れ、波をみたりして冷静な状況判断と忍耐力が必要です。これらは平時に鍛える手立てに最適として釣りを奨励されました。不注意で海へ落ち岩場で怪我をすれば減俸処分をうけましたし、磯釣り、釣果を勝負と呼び、武士道とにた釣道がありました。などなどと紹介されています。
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 いまは、遠くは青森、秋田、新潟、富山など車で釣りにいかれる便利な時代になりました。一時は男鹿半島も庄内ナンバーの釣り人でいっぱいになり、秋田県からクレームがきたという話?も伝わっています。
 敏感な庄内竿で釣る感触はなんともいえない楽しみがあります。
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by ChidoMuseum | 2012-09-13 22:48 | 博物館のとっておき | Comments(2)
Commented at 2012-09-20 22:57 x
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Commented at 2013-02-07 01:28
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