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出羽からの祈りと再生

 出羽からの祈りと再生「われ ここ いま、東北の魂と」が9月22日から24日まで開催されました。古来より自然の中に神をみいだし、祈りの対象としてきた東北人の精神性。大いなる自然の中で私たちは生かされ
豊かな恵みを祈り 感謝しながら 幾度となく厳しい試練をも乗り越えてきました。
東日本大震災を経た今、東北の魂が秘められた独自の文化や伝統芸能を改めて学び、身近に感じることで見えてくる東北再生、日本の未来。。。。。。。。。

9月22日13時30分から会場は鶴岡市羽黒 いでは文化記念館で、「東北の文化から考える、祈りと再生」と題して山折哲雄先生(国際日本文化研究センター名誉教授)から基調講演、それから
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山折哲雄、佐高 信(評論家)、千歳栄(東北文化研究センター運営委員長)、椎川 忍(地域力創造研究所)、コーでネイターは是永幹夫(わらび座相談役)の諸先生でパネルデスカッションがおこなわれました。330名の皆様からおいでいただき、関心の高さがうかがえる有意義な東北の文化・文化財シンポジュームとなりました。
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その後羽黒山頂、蜂子神社で、高寺八講(山形県指定無形民俗文化財)、黒川能(国指定重要無形民俗文化財)の伝統芸能の披露がおこなわれました。自然への畏敬の念と豊穣の感謝をささげた伝統芸能は死者の心と生きる者の心をつなぐ「祈り」でもあった。東日本大震災を経験した私たちの心で、伝統芸能に秘められた東北の魂を思った。
翌日23日は鶴岡・いでは文化記念館で「出羽三山を中心とした文化財と精神文化」パネリストは神田より子(民俗学者)、岩鼻通明(山形大学教授)、春山進(元県立博物館館長)、コーデネイターは星野文紘(出羽商工会観光力研究会会長)、「旧庄内藩校致道館と徂徠學」パネリストは松村宏(慶應義塾大学名誉教授)富樫恒文(鶴岡市文化財保護指導員)細井功(致道館文化振興会議会長)植松芳平(里仁館常任理事)、コーデネイター犬塚幹士(致道博物館理事)の各先生、終了後、14時から羽黒山国宝 五重塔付近において創作番樂と月山交響曲を森繁哉(舞踏家)、岡野弘幹(音楽家)、酒田・酒田市公益研修センターにおいて「北前船交易による酒田の湊町文化」パネリストは、佐高 信(評論家)、土岐田正勝(公益文科大学非常勤講師)、小山恵子(山形県建築士会常務理事)、コーデネイターは高橋英彦(東北公益文科大学名誉教授)の各先生、その後、黒森歌舞伎(山形県指定無形民俗文化財)と蕨岡延年(山形県指定無形民俗文化財)の披露されました。
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「出羽からの祈りと再生」挨拶
本日は「出羽からの祈りと再生ーわれ ここ いま 東北の魂とー」に大勢の皆様よりご参加いただきまして誠にありがとうございます。今回の企画につきましては、文化庁の「文化遺産を活かした観光振興・地域活性化事業」の補助を受け、出羽三山神社さま、公益信託荘内銀行ふるさと創造基金さま、鶴岡信用金庫さまのご協賛をいただき、庄内一円の29の団体事業体により実行委員会を組成し開催いたします。昨年春の東日本大震災により、東北は未曾有の災害に遭遇し、観光はじめあらゆる分野で大きな影響を受けました。東北の復興には東北が元気であることの発信はもちろんですが、それに加えて今こそ東北の文化・価値を問い直し、考え、そして発信することが大事で、東北、そして庄内には日本がうしないかけている大事なものが多く残されていると考えます。今回の企画は、学び、祈り、巡るの3つから構成されていますが、シンポジュームを通じ、地域の伝統芸能を鑑賞しそして文化財を探訪することにより、ここ東北の出羽庄内で、いま、東北の魂と向き合い、みなさまとご一緒にこれからの東北をそして日本を考えたいと思います。この度は、基調講演をいただきます山折哲雄様はじめ、中央、地元の多くの著名な先生より、お忙しい中パネリストとしてご参加頂くことができました。また地元の伝統芸能の皆様から、そして舞踏家森繁哉さま、音楽家岡野弘幹さまよりご出演いただき、厚く御礼申し上げます。今日から始まる3日間が実りあるものとなりますことを祈念しまして主催者のご挨拶といたします。よろしくお願い申し上げます。
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by ChidoMuseum | 2012-09-25 19:12 | あれこれメディア情報 | Comments(0)