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高山樗牛賞授賞式

 11月21日午後3時から東京第一ホテル鶴岡で平成24年度第55回高山樗牛賞授賞式(鶴岡市教育委員会)がおこなわれました。高山樗牛賞は、庄内の生んだ明治の文豪高山樗牛の偉業を顕彰し、地方文化の向上に資するため、昭和33年に設定されました。庄内地方に居住する文芸・評論・作文等の制作自績において著しく地方啓発に功績があり、または極めて優秀な作品の発表を行ったものにたいして授賞するものです。また高山樗牛奨励賞は、庄内地方に設置する小学校、中学校及び高等学校に在籍する児童及び生徒で、文芸・評論・作文等において優秀な作品の発表をおこなったものに対し、小学校の児童及び中学校の生徒の部、高等学校の生徒の部の区分により授賞するものです。
 高山樗牛は明治4年斉藤親信の二男として鶴岡に生まれ、高山久平の養子となる。養父の転勤に従って山形・福島の小中学校を転々とし、仙台の第二高等学校を経て東京帝国大学に入学、在学中に書いた歴史小説「滝口入道」が読売新聞の懸賞小説に首席で入選、一躍脚光を浴びた。明治29年卒業、仙台2高の教授となったが、翌年総合雑誌「太陽」の主幹に迎えられ、文芸批評を中心に筆をふるった。明治33年ドイツ留学の官命をうけたが、病気により辞退、神奈川県内で転地療養すうるが明治35年12月24日32歳の若さでなくなった。遺志により静岡市の龍華寺に埋骨されました。
 今回は高山樗牛賞に、庄内町の樋渡浩さんが方言を主に庄内の風土に根ざした息の長い文芸活動は地方文化の啓発向上に大きく寄与しその功績は顕著であるとして、受賞されました。
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また高山樗牛奨励賞小学校の児童および中学校の生徒の部では、鶴岡市立朝暘第一小学校5年佐藤初音さんの詩集ー「光と色と」等が、言葉ひとつひとつの選び方や豊かな感受性と確かな表現力、構成力が高く評価されました。
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そして鶴岡市立朝暘第二小学校六年櫻井徳志さんは、「銀行強盗の謎を追って」「UFOの謎を暴け!!」など社会環境との関わりを持つ設定や登場人物の性格を関連づけ文章力や言葉選び、構成力が高く評価されて受賞されました。
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授賞式の後の講話で、高山樗牛賞授賞者樋渡浩さんがユーモアたっぷりに方言をまじえ失われつつある地方独特の風俗、伝承を語り、会場を沸かしました。高山樗牛奨励賞の佐藤初音さん、櫻井徳志さんは、今後詩作や小説をかきつづける意欲をにじませ、将来がますます楽しみで、今後の活躍をおおいに期待したいと思います。
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by ChidoMuseum | 2012-11-24 19:37 | あれこれメディア情報 | Comments(0)