致道ブログ

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きよのさんの江戸見物

4月28日午前11時から鶴岡の蔵屋敷ルナで「きよのさんの江戸見物」と題して金森敦子さんの講演がありました。先年致道博物館東京友の会でご講演いただいたことがあります。鶴岡での講演ということでいってまいりました。
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 鶴岡の商家の内儀三井きよのさんは、ご主人の理解をえて、お供をつけて一人で国内旅行にでます。
文化14(1817)年3月25日から7月11日まで108日間、行程およそ600里(約2400km)。江戸滞在は4月7日から2週間、料理茶屋での食事、江戸名所見物、芝居見物、酒井家江戸藩邸上屋敷の見学、豪勢な買い物など旅を心から楽しみました。
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金森さんの浮世絵の映像を使った豪華な旅の道中日記の熱いお話に、タイムスリップして江戸の旅気分を存分に味わいました。金森さんは、現代語訳するのに方言もはいっているし、句読点が全くないので訳するのも大変だったということでした。
 ちくま文庫から金森敦子著「きよのさんと歩く大江戸道中記」が出版されております。その解説として江戸研究者である石川英輔さんは、読むと同時体験しているような気分、現代人が期待する江戸時代らしい封建道徳的な発想が全く感じられない、この時代の普通の女性がかきそうにないようなことをさらっと書いている貴重な日記などと、この三井きよのさんの日記を高く評価していました。
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by ChidoMuseum | 2013-04-28 18:44 | あれこれメディア情報 | Comments(0)