2013年 05月 01日
さくら
それぞれの祭りの前後にしばし散策しました。
鶴岡市井岡の遠賀神社の境内には珍しい「はた桜」がありました。
桜の花は普通は5枚の花びら、しかし旗桜はそれ以外に1~2枚の花びらをつけます。
この余分なものが旗に見えるところからの旗桜の命名で、実はこの旗は花びらでなく、
おしべが変形したものです。正確には長勝院旗桜(チョウショウインハタザクラ)といい、
日本さくらの会の研究誌「桜の科学」に登録されたそうです。
隣の樹齢400年市指定になっている満開の井岡寺のしだれ桜は見事でした。
今年は気温が低い日が続いたためか、今が見頃でした。
松ヶ岡の「かすみ桜」は、さまがわり
樹齢300年といわれたどっしりとした大木のあとをとどめながら跡継ぎの若木が育ち可憐な花がさいていました。