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阿部亀治

 
「ササニシキ」や「コシヒカリ」の祖先として有名な水稲品種「亀ノ尾」を生んだ阿部亀治翁の偉業を讃え 毎年9月5日におこなわれる顕彰祭にいってきました。熊谷神社に詣でそして八幡神社記念碑の碑前祭、直会、最後に阿部家にいって解散という日程だそうです。水害の時、提供された亀の尾をうえている鹿児島県曽於市のご一行もみえてにぎやかなお祭となりました。
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(上写真は亀の尾の田。倒伏しやすいが近頃のコンバインは優秀で刈り取れる。)
明治26年(1893年)、亀治が26歳のとき、この年、山形県の稲作は不良で、稲の倒れた状態があちらこちらで見られました。庄内町肝煎中村(旧立谷沢村)にある熊谷神社にお参りに行った亀治は、冷害でほとんどの稲が被害を受けている中で、1株から元気に実を結んだ3本の稲穂いなほを発見、亀治は、この3本の稲穂をゆずってもらい、この籾もみを原種として4年をかけて研究に研究を重ね、新しい品種「亀ノ尾」が 明治30年(1897年)に誕生しました。この「亀の尾」は酒造米として有名ですが、この品種がなかったら、「ササニシキ」「コシヒカリ」はうまれません。それほど「亀の尾」は特筆すべき重要な品種です。
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顕彰碑は9月5日阿部亀治山形県庄内町小出新田・八幡神社の境内にあり、亀治が昭和2年に藍綬褒章を受章した際、記念として建立されました。表題横井時敬農学博士、陰文は黒崎馨研堂筆。
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by ChidoMuseum | 2013-09-06 15:27 | あれこれメディア情報 | Comments(0)