2013年 10月 21日
伊勢・紀州の旅
その間、前に松ヶ岡にもおこしいただいたことがある赤福の浜田益嗣社長宅にご挨拶に伺いました。「赤心敬福」の額がかかげられ、赤福の由来を知りました。その夜は亀山に宿泊、そこで日本経済新聞 文化欄 「文化往来」に黒川能が伊勢神宮に奉納、その後上座は京都・金剛能楽堂で「道成寺」、下座は和歌山県道成寺で「鐘巻」を奉納と詳しく掲載されていました。
タイミングのよい記事に皆大喜びでした。翌朝も8時出発、せっかくなので奈良の法隆寺を見学しようということになり、「斑鳩の里観光ボランテアの会」にお願いし、解説いただきながら法隆寺を見学、2時間もあっという間でした。いろいろ知らなかったこともたくさんあり、大変勉強になりました。12時過ぎにたって和歌山・道成寺には3時過ぎ着。境内には舞台が組まれていましたが、撤収作業中でした。ぎりぎりまで決めかねたものの、会場を近くの中学校体育館に変更したためでした。会場には5時までということなので、それまでは道成寺を見学、神仏混淆がのこっているお寺とお寺さんからお話しをうかがいました。午後5時過ぎ会場に到着、そこで道成寺院主小野俊成さまにご挨拶、すでに会場はいっぱい、幸いに前で見ることができました。黒川能の醍醐味を味わった「鐘巻」、午後5時30分から午後7時30分の2時間の感激の大熱演、満員の観衆の拍手が鳴り止みませんでした。
聞くところによると、京都・金剛能楽堂も満杯のお客様だったそうで、両座の奉納能は大成功でした。
20日9時出発、無事鶴岡着22時。旅でお世話になりました皆様、そして万般お手配いただいた清和ご夫妻に御礼申しあげます。