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富岡製糸の世界遺産登録を勧告

 4月26日、ユネスコの諮問機関であるイコモス(国際記念物遺跡会議)が「富岡製糸場と絹産業遺産群(群馬県)」の世界遺産登録つき、登録するよう勧告した旨を発表。6月15日からドーハ(カタール)で開催される第38回世界遺産委員会で、登録が正式に決定されるはこびになりました。
登録されると、日本で18番目の世界遺産になります(文化遺産としては14番目、近代産業遺産としては我が国で初)。登録を目指す資産は次の4資産。
1.富岡製糸場(とみおかせいしじょう)
2.田島弥平旧宅(たじまやへいきゅうたく)
3.高山社跡(たかやましゃあと)
4.荒船風穴(あらふねふうけつ)
というニュースは皆様ご存知のとおりです。

今年に入ってから松ヶ岡に上記の世界遺産の関係で群馬の地方版に紹介するため取材を2社からうけました。というのは松ヶ岡の蚕室及びその養蚕技術は、当時全国第一であった田島家から学んだからです。
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上写真は島村・田島弥平家の蚕室の図
国史跡指定となっている松ヶ岡開墾場、その中にある蚕室を明治8~10年にかけて創建されたのは10棟、松ヶ岡にはその内5棟現存(残りについて1棟は形は変わっていますが松岡株式会社社屋として現存、1棟は朝暘学校校舎として寄贈後焼失など)しています。
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明治10年10棟あった頃の壮大な松ヶ岡蚕室郡の写真
開墾にあたって産業を興す目標に当時の先端産業であったシルクがあります。全国各地の情報を集め、模範として指導をお願いしたのが群馬県 島村の田島弥平、武平家、その蚕室とその方法でした。そこに加藤源五右衛門、榊原十兵衛など17名を派遣し、「その方法を学ぶこと70有余日、武平、弥平両氏とも力を尽くしこの道を教えるに昼夜をいとわず、故に16士半ばその理を得る。武平氏の言を信じ・・・養蚕新論(田島弥平著)に基づき田島より教えを受けたる」と懇切な指導を受けたことを榊原十兵衛著「蚕の友」に書いています。明治8年から建設にとりかかり、田島家蚕室を模して21間×5間と大きくして創建したのが現存している蚕室です。松ヶ岡開墾に際し、南洲翁に相談していますし、田島家は、渋沢栄一と姻戚であり、田島の著書には西郷南洲の揮毫があったことから南洲翁から田島家を紹介していただいたのでしょう。世界遺産の関係で群馬県からお客様がみえています。大勢の皆様のご来館お待ちいたしております。
世界遺産登録勧告、つぎは世界遺産登録ですね。期待しています。
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by ChidoMuseum | 2014-05-03 15:38 | あれこれメディア情報 | Comments(0)