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荘内日報に65周年記念連載

 鶴岡市合併市制10周年、当館65周年を記念して「出羽庄内酒井家の遺宝展」を開催中です。
9月9日附より荘内日報に展示の見どころとして当館本間学芸部長が書き連載されています。
第1回目が短刀銘吉光ー名物信濃藤四郎吉光!
徳川家康重臣永井信濃守尚政が所持、永井家より将軍家に献上、のち松平肥前守忠直が拝領、寛永13年7(1636)年荘内酒井家3代忠勝が本阿弥三郎兵衛を通じて松平家(鍋島)より譲り受けたと伝えられています。藤四郎吉光、相州正宗、江義弘は享保名物帳に「天下の三作」といわれ、吉光は短刀の名手といわれ、大名家は、品格の高い、ステイタスの象徴として吉光をこぞって求めたといわれます。同じ吉光の作で、骨喰藤四郎吉光や五虎退藤四郎吉光など刀剣乱舞というゲームで人気です。
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第2回目が備州長船住元重!
元禄二(1689)に熊本の細川公より贈られ、明治の戊辰戦争にあたり藩主忠篤公が中老菅実秀に勲功を賞し与えたものといわれます。後に酒井家に献上されました。明治に擦りあげられ、その時に鷲田光中作の拵えが作られました。元重は昭和61年所有者であった酒井家の蔵より盗難にあい、ブレストシーブ社所有となった元重の36年振りお里帰りの展示となり、この拵えとは久しぶりのご対面?となりました。
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by ChidoMuseum | 2015-09-09 18:11 | あれこれメディア情報 | Comments(1)
Commented by 玉白 at 2015-09-10 17:52 x
河出夢文庫『日本刀』に、「袖ノ雪」に関する文章があり…
なんでも、昭和五十年代半ばに、ある美術館で開催された名刀展での逸話である
夜中の十二時三〇分ころに、防犯ブザーが鳴る
素破っとばかりに展示場に駆けつけるが誰もいない!
連日同じ時刻に鳴るので、そーいえばと学芸員が思い当たったのが…
助次作の「袖ノ雪」の、黒漆塗りの白鞘に書かれた由緒書き…
「天正三乙亥年五月二十日子ノ下刻、武田兵庫頭信実討死の刻、三州名倉住奥平喜八郎信光得之」
深夜12:30は、「子ノ下刻」
隣には、奥平信光と共に武田方に攻め入った酒井忠次公の佩刀・国宝【真光】が展示されていたとか…
これって、致道博物館での出来事ですか?