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「江戸時代の狂歌師 蜀山人 大田南畝展」

 今日は11月4日まで開催中の 江戸時代の狂歌師 蜀山人 大田南畝展」をご紹介します。 

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 大田南畝(1749-1823)は、江戸牛込中御徒町(現・新宿区中町)の下級武士として生まれました。平賀源内に認められて、明和4(1767)年に19歳で狂詩集『寝惚先生文集』を出版し、天明狂歌ブームの火付け役となります。狂詩や狂歌、劇作など江戸時代の遊び心たっぷりの「粋」な遊びを楽しみ、「雅」な漢詩を嗜みました。日中は一生懸命に幕吏の懸命に実務をこなし、夜は多くの文人墨客と交友を結び、身分をこえた文化コミュニティを築き上げました。幕府の役人としての直次郎、狂詩・狂文の寝惚先生、常日頃は杏花園、漢学者としての南畝、狂歌師として四方赤良、後半生は蜀山人。多くの異なる顔を合わせもち、筆を使い分けながら「粋」と「雅」の究極の風流を楽しみ、多彩な才能を発揮した75年の生涯を辿ります。
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 江戸民間書画美術館の渥美國泰コレクションから、漢詩や狂歌の魅力と、個性的で味わい深い書風をご鑑賞下さい。

 芸術の秋、江戸時代の粋な遊び心を感じてみてはいかがでしょうか♪


★おまけのQ&Aコーナー★
【Q1】狂歌とは?
【A1】社会風刺や皮肉、滑稽を詠み込んだ、五・七・五・七・七の音で構成した短歌。古今集などの名作をパロディ化した作品も多く、短歌の本歌取りの手法を用いている。南畝の狂歌名・四方赤良(よものあから)もユニークだけど、ともに活躍した唐衣橘洲(からごろもきっしゅう)・朱楽菅江(あっけらかんこう)・宿屋飯盛(やどやめしもり)の名前もオモシロイ!確か中学校の歴史の教科書にも出てきますよね。
【Q2】狂詩とは?
【A2】江戸中期以降に流行した、社会風刺・滑稽を主とした漢詩。俗語を交え、多く漢詩のルールにそって創作されている。南畝の漢学者名の寝惚先生もまたナイスなネーミングながら、京都の銅脈先生こと畠中観斎も名人として知られています。


☆★江戸時代の狂歌師 蜀山人 大田南畝展 ☆★
会 期:10月14日(火)~11月4日(火)
会 場:致道博物館 展覧会場
     (鶴岡市家中新町10-18 TEL0235-22-1199)
入館料:一般700円 学生380円 小中学生280円
     (館内常設展示施設ならびに庭園もご見学できます) 
   
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by ChidoMuseum | 2008-10-14 12:18 | 展覧会 | Comments(0)