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カテゴリ:展覧会( 133 )

「刀匠・上林恒平作刀展」列品解説を開催します

本日より、「刀匠・上林恒平作刀展」がはじまりました。
会場は、上林刀匠の30振、師匠である人間国宝 宮入行平刀匠の1振、そして上林刀匠のお弟子さんたちの3振の合計34振が一堂に展示され、神聖な雰囲気に包まれています。
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6月7日(土)午後1時より会場にて小林暉昌先生((財)日本美術刀剣保存協会理事)と上林恒平刀匠(山形県指定無形文化財保持者)による列品解説が行われます。
日本刀についてのお話が伺える、年に一度のチャンスです。
どうぞふるってご参加下さい!!
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by ChidoMuseum | 2008-05-24 09:39 | 展覧会 | Comments(2)

刀匠・上林恒平作刀展

毎年この時期に開催している日本名刀展シリーズ。
今年は5月24日(土)から6月8日(日)まで
鶴岡市(旧・藤島町)出身で
山形県内唯一の刀匠・上林恒平先生の
作刀展を開催いたします。

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撮影:吉田芳昭氏


上林恒平先生は鶴岡工業高等学校を卒業後、
人間国宝・宮入行平刀匠(長野県)に入門し、
厳しい修行を積み、昭和48年に作刀認定を受けました。
たえまぬ技の錬磨・研鑽によって
高松宮賞・文化長官賞などの受賞を重ね、
昭和60年に38歳の若さで無鑑査となりました。
師である宮入刀匠の作風を継承し、
特に鎌倉時代末期から南北朝時代の名刀にその範を求めつつ、
独自の重厚な作刀をされています。
日本を代表する刀匠として、高い評価を受け、
この春、山形県無形文化財保持者となられました。

本展では、昭和60年代から現代にいたるまでの約30振と、
宮入行平刀匠と弟子の方々の作品も一堂に展示します。
1000年以上の長い歴史をもつ日本伝統の技と
日本刀の美しさをゆっくりとご鑑賞下さい!
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by ChidoMuseum | 2008-05-18 14:35 | 展覧会 | Comments(0)

有元利夫作品について

5月22日まで開催中の「有元利夫の芸術」展、
作家の言葉の中から、ちょっぴり作品の謎をお教えします。

「部屋の中に女がひとり、舞台の上に女がひとり-僕の絵ではそういう情景が圧倒的に多い。・・・(中略)実を言うと僕にとっては、必ずしも女でなくてもいいのです。確かに人間でなくては困りますが-。問題は脚です。脚を描いてしまうと、たとえば歩いているとか組んで坐っているとか、要するに何をしているかがはっきり分かってしまう。やっていることがはっきり見えて説明的になってしまうのです。・・・(中略)また、僕が脚をあまり描かないのは、手をはっきり描かないのと同じ理由によるとも言えます。説明的になるのを避けるという意味で-。・・・(中略)なぜひとりなのか。簡単に言えば、関係が出てくるからです。二人以上の人物が登場すると、その人物間に必ず関係が出てくる。僕に言わせれば、関係というのは「場」とそこに居る人とのものだけでいいんじゃないか。居る者同志の関係はもういらないという気がします。・・・(中略)その上肝心なのは、ひとりだと、あらゆる関係を取り去った人間全体を象徴するものとして人物をそこに描き出し得るということです。」
(『有元利夫 女神たち』 美術出版社/『有元利夫 絵を描く楽しさ』新潮社)
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すべてを暗示にとどめ、
見る人それぞれの想像力にゆだねる、
何度見てもに新しさを発見できる、
そこが有元作品の魅力なのだと思います。

会場はバロック音楽が好きだった
有元作曲の「RONDO」が流れる静かな異空間、
どうぞ、時を忘れてごゆっくりお過ごし下さい。


あまりにも居心地が良すぎて、
たまーに熟睡される方がいらっしゃいますので、ご注意を!!
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by ChidoMuseum | 2008-05-12 00:26 | 展覧会 | Comments(2)