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カテゴリ:展覧会( 145 )

没後50年 土屋竹雨展「漢詩と書」

本日より
没後50年 土屋竹雨展「漢詩と書」がはじまります。


明治20年鶴岡市生まれの土屋竹雨は、
東京帝国大学卒業後、
大東文化協会に招かれ出版主任となり、
昭和3年に藝文社を創設し、
雑誌「東華」を主宰しました。

大東文化学院の講師・教授を歴任し、
戦後は大東文化大学長を務めました。

漢詩の第一人者としてその普及に尽力し、
芸術院会員に推挙されます。


鶴岡公園の荘内神社の前に佇む
土屋先生の顕彰碑と漢詩「故国」の詩碑を
ご存じの方も多いのではないでしょうか。
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亡くなって今年で50年、
市内に所在する作品を通して、
鶴岡が生んだ偉大な漢詩人を追慕し、
流れるようななめらかな書の美しさと漢詩の魅力をご紹介します。
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芸術の秋、ゆっくりと静かなひとときをお過ごし下さい!



☆★没後50年 土屋竹雨展「漢詩と書」★☆
会 期:9月18日(木)~10月8日(水)
会 場:致道博物館 展覧会場
     (鶴岡市家中新町10-18 TEL0235-22-1199)
入館料:一般700円 学生380円 小中学生280円 
     (館内常設展示施設ならびに庭園もご見学できます)
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by ChidoMuseum | 2008-09-18 09:47 | 展覧会 | Comments(0)

星川清雄・清彦「日本画と水彩画」展

 8月26日より星川清雄・清彦「日本画と水彩画」展を開催中。

 リーフレットのごあいさつより展覧会をご紹介します。

 鶴岡市出身の日本画家・星川清雄は、荘内中学校(現山形県立鶴岡南高等学校)で庄内の美術の父と称される小貫博堂に師事し、在学生の美術倶楽部では中心的存在として注目を集めました。東京美術学校(現・東京芸術大学)日本画科では、結城素明に師事し首席で卒業、卒業制作「春」は同校買い上げとなります。優しい眼差しで描かれた女性や子供たちは愛にあふれ、詩情に満ちた風景や静物は生き生きとその情景が浮かび上がります。残念ながら、関東大震災によってその豊かな才能は30歳という若さで絶たれ、多くの作品も失われてしまいました。
本展では、大正11年の第4回帝展で初入選に輝いた代表作「童女三人」をはじめ、難を逃れた未発表作品を一堂に展示し、短い生涯をたどります。

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                   星川清雄 「童女三人」 大正11年制作

 また大正11年生まれの長男・清彦も父の才能を受け、幼少の頃より絵を得意としました。京都高等工芸学校(現・京都工芸繊維大学)では建築工学を学び、高島屋インテリア設計部門に勤務、退職後には父と同じ画の道一筋に水彩画家として制作に励み、光陽会を中心に発表を続け、数多くの受賞を果たしております。色彩豊かで迫力溢れる作品の数々をご紹介します。

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               星川清彦 「蒼海晩夏」(由良) 昭和63年制作

 親子二人の作品の織りなす世界をどうぞ御ゆっくりとご鑑賞ください。


☆★星川清雄・清彦「日本画と水彩画」展★☆
会 期:8月26日(火)~9月16日(火)
会 場:致道博物館 展覧会場
     (鶴岡市家中新町10-18 TEL0235-22-1199)
入館料:一般700円 学生380円 小中学生280円 
     (館内常設展示施設ならびに庭園もご見学できます)
 
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by ChidoMuseum | 2008-08-29 14:15 | 展覧会 | Comments(0)

顔・かお・カオ☆人の顔だらけ

今日から8月。

当館にも、夏休み中の子どもたちが
お父さんお母さんと一緒に訪れて、賑やかです。

こどもミュージアムめぐりもこの一ヶ月間開催中ですので、
是非是非、この機会にご家族でお越し下さいませ。

さて、明日8月2日より
「人の顔-自画像・肖像画-」展がはじまります。
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明治から現代にかけて活躍した
郷土ゆかりの洋画家20名が描く
自画像や肖像画28点を紹介します。
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人物画は、当時の時代背景が現れ、
人の内面から滲み出る風格や
人間性を感じることができる面白さがあります。

その画家がどんな人生を送ったのか、
描かれた肖像の主はどんな人だったのか、
いろんなことを思いめぐらしながら、
静かな時間をお過ごし下さい。


   ☆★人の顔-自画像・肖像画-★☆
会 期:8月 2日(土)~8月24日(日)
会 場:致道博物館 展覧会場
     (鶴岡市家中新町10-18 TEL0235-22-1199)
入館料:一般700円 学生380円 小中学生280円 
     (館内常設展示施設ならびに庭園もご見学できます)
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by ChidoMuseum | 2008-08-01 15:34 | 展覧会 | Comments(0)

第87回 白土会展

きのう23日より31日まで開催中の
「第87回白土会展」も
毎年恒例のグループ展のひとつです。

新庄・最上・北村山地方の
洋画、版画、彫塑を主とする美術グループで、
現在会員は25名。

会名の白には”純粋と理想”を、
土には”大地に根をおろして”という意味を託し、
結成から48年にわたって、
美術振興と文化の向上に寄与しています。

齋藤茂吉文化賞受賞・新庄市文化団体会議功労賞受賞
新庄市あじさい表彰奨励賞受賞・山形県民芸術祭優秀賞受賞
文部大臣表彰・山形県民芸術祭優秀賞受賞などなど受賞多数。

油彩は130号までの大作揃い、
彫刻はしなやかなで力強く、
迫力抜群の展覧会です。

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by ChidoMuseum | 2008-07-24 16:41 | 展覧会 | Comments(0)

白甕社会員展

毎年恒例の白甕社会員展が今日よりはじまりました♪

白甕社は1924(大正13)年に設立され、
来年創立85周年を迎える歴史ある庄内の美術団体。
会員は約150名、
庄内の美術を支える拠点として活動を続け、
県芸術祭賞・庄内文化賞・齊藤茂吉文化賞・
サントリー地域文化賞などを受賞しています。
なお7月1日の鶴岡市広報「つるおか」では、
「文化の継承 その七 白甕社」(P2~P8)として
佐藤定雄委員長・白幡進前委員長と会員2名の
座談会が掲載されていますので、
詳しくはそちらをどうぞ!

今年の展覧会はいつもとはちょっと違います!
二部構成となり、大きい作品も増えました!
洋画・日本画・水彩画・版画・彫刻など、
会員約70名の力作が勢揃い!
みなさまのお越しをお待ちしておりますm(_ _)m

    ☆★白甕社会員展★☆
第一部 7月 1日(火)~7月11日(金)
第二部 7月12日(土)~7月21日(月)
会 場:致道博物館 展覧会場
     (鶴岡市家中新町10-18 TEL0235-22-1199)
入館料:一般700円 学生380円 小中学生280円 
     (館内常設展示施設ならびに庭園もご見学できます)
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by ChidoMuseum | 2008-07-01 10:50 | 展覧会 | Comments(0)

大石田焼 ブルーノ・ピープル作陶展

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15日の日曜日まで
松ヶ岡ギャラリーまつにて開催中の
大石田町在住のブルーノ・ピープルさんの作陶展は、
今回で2回目の開催です。

 ブルーノさんは1957年フランスLE MANS生まれ。
シャルトルのPoterie du Maraisで修行し、来日。
益子の島岡達三に二年師事、
縁あって土壌豊かな大石田町に移住し、窯を開きました。
もうすぐ来日30年。

家の形をした香立ては煙突から香りが漂います。
ペン立てはペンや色鉛筆を立てれば、
色とりどりのかわいらしいハリネズミに変身。
ワインカップはソムリエがワインのテイスティングに使う
カップをかたどったもの。

飾って見て楽しい♪
使って楽しい♪
土のぬくもり溢れ、愛嬌がある独創的な作品が勢揃い。

どうぞお見逃しのないように!!


*大石田焼 ブルーノ・ピープル作陶展*
 会期:6月10日(火)~15日(日) 10:00AM~5:00PM
 会場:松ヶ岡 ギャラリーまつ
     〒997-0158 鶴岡市羽黒町松ヶ岡字松ヶ岡25
     ℡0235-62-4295
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by ChidoMuseum | 2008-06-13 00:27 | 展覧会 | Comments(0)

梅津五郎の絵の魅力

 平成13年に求龍堂で発行された『梅津五郎画集』より、お二方の言葉を借りて、梅津五郎の絵の魅力をお伝えします。

「梅津五郎さんの絵の力」 森田茂(洋画家・日本芸術院会員・文化勲章)
 昭和62年の静岡安心堂ギャラリーにて開催した個人展、この中に大作で立派なものがあった。京都で舞子を描くようになった。その衣装の美しさを押さえて押さえて、しぶい作品を平成9年の東光会選抜展に出した。この10年近く気分を新たにして都会風景を描く。都会の喧騒から離れて大宇宙を考えるような絵を描く。雲の美しさ、家々の重なりの美しさを出している。若い時の自画像も面白い。二階から静かな街をながめ静かな思いにふける。

「梅津五郎画賛」 瀧悌三(美術評論家)
 梅津さんの絵画性は、色彩の明るい諧和の世界に変身していった。
 セザンヌ流に言えば、色彩が諧和を得ることは物の形の表現や構図構成が明確になっていくことだ。その意味で色彩の明るい諧和に達していく作品群の代表は、一つは蔵王風景連作であり、一つは「昼の月」(下落合風景)連作である。
 前者の山岳風景は、春の芽吹き、冬の樹雪・樹氷の連作もあるが、錦秋連作が特に推せる。錦秋風景や山岳風景では、十和田、奥入瀬、上高地、桜島、阿蘇等もあり、決してそれぞれ悪くはなく、見るべきものがあるが、早くから手掛け、自家薬籠中に入っているモチーフは、何と言っても故郷山形の山形蔵王風景、その朱、緑、黄、青が織りなす秋景は、色のハーモニーも形の取り方も、構図の組み立て方も、華やかで豊かで安定していて、眼にも快い。山野風景の中で第一に推す理由はここにある。

 文中の「舞子」(平成9年 第4回東光会会員展出品)・「昼の月(落合風景)」(昭和57年)は鶴岡アートフォーラム、蔵王連作はそれぞれの会場でご覧いただけます。
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by ChidoMuseum | 2008-06-10 16:16 | 展覧会 | Comments(0)

梅津五郎洋画展

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 今日6月10日より6月29日まで、
致道博物館・鶴岡アートフォーラム連携事業
「梅津五郎洋画展」を開催しています。

 梅津五郎画伯は大正9年(1920)白鷹町生まれ。
森田茂・熊岡美彦両画伯に師事。
洋画家として、東光会や日展を中心に発表を続け、
数多くの入賞を果たし、
東光会理事長や日展参与なども歴任しました。
平成15年(2003)に83歳で逝去されました。
作品の大胆な構図と鮮やかな色づかい、
力強いタッチには、画伯の人柄と深い精神性が現れています。
本展は白鷹町ご所蔵の作品より、
致道博物館で28点、
鶴岡アートフォーラムでは69点をご紹介します。
みなさまのご来館をお待ちしております。

致道博物館・鶴岡アートフォーラム連携事業
「 梅 津 五 郎 洋 画 展 」
*致道博物館会場       
 ・会期:6月10日(火)~6月29日(日)
 ・開館時間:午前9時~午後5時
        (入館は午後4時30分まで)
 ・入館料:一般700円 学生380円 小中学生280円
        (館内施設ならびに庭園もご覧いただけます)
*鶴岡アートフォーラム会場 
 ・会期:6月12日(木)~6月29日(日)
 ・開館時間:午前9時30分~午後7時
        (入館は午後6時30分まで)
 ・入館料:一般300円 高大生150円 中学生以下無料
        (致道博物館友の会会員の方は
        会員券ご呈示で2名まで入館できます。)
致道博物館&鶴岡アートフォーラム共通券800円も発売中!
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by ChidoMuseum | 2008-06-10 12:12 | 展覧会 | Comments(0)

「刀匠・上林恒平作刀展」列品解説

 今日は、午後1時から「刀匠・上林恒平作刀展」会場にて、
山形県指定無形文化財保持者の上林恒平先生と、
日本美術刀剣保存協会理事の小林暉昌先生による列品解説を開催しました。
 おかげさまで会場は約50名の大盛況。

*まずは酒井忠久当館館長より両先生をご紹介*
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*続いて上林恒平先生のお話*
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 刀匠を目指したきっかけ、
師である人間国宝の宮入行平先生や
作風について熱く語っていただきました。
 謙虚な姿勢で作刀に取り組んだ師を越えたいという強い思い、
師のやっていなかった刀身彫刻を始めようと
岡山の柳村仙寿先生に教えを受けたこと、
師より大きい刀を作りたいと思って大太刀を制作したこと、
お話を伺ってから鑑賞するとまた違った一面を感じました。


*小林暉昌先生からは上林先生の作品の魅力について*
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 上林先生の作風は師である宮入先生同様に
伝統的な相州伝に範を求めながらも
今という時代や刀匠自身の心象風景を映しだしている。
刀剣に映しだされるふるさとの山々(出羽三山)や川、
空の雲流れなどを感じてほしいとおしゃっていました。
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by ChidoMuseum | 2008-06-07 23:43 | 展覧会 | Comments(0)

上林恒平先生による刀身彫刻

f0168873_23422745.jpg  「刀匠・上林恒平作刀展」も残り二日。
 今日は酒田市の生涯学習施設「里仁館」の受講生約40名が来館しました。
 上林恒平先生より刀身彫刻の実演と、作品の解説に合わせ刀剣の魅力や見方などのお話をいただきました。
f0168873_23423933.jpg かつては武器として使われていた刀剣ですが、その中に美しさや遊びをふんだんに取り入れたからこそ、時代を超えて今もなお人々を魅了し続けているんですね。
 古来から受け継がれる日本人の美意識の高さと遊び心を感じることができます。
f0168873_23424524.jpg 刀身彫刻は彫物師が施す場合が多いのですが、上林先生は岡山県指定重要無形文化財保持者の柳村仙寿氏に習い、刀身彫刻にも秀でた力を発揮され、高い評価を受けています。
 何十種類ものタガネを使い分け、短刀に生き生きとした龍の姿が浮かびあがります。
 とても緻密で繊細な手仕事には、ただただ見とれてしまいます。 

 
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by ChidoMuseum | 2008-06-06 23:57 | 展覧会 | Comments(0)