致道ブログ

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カテゴリ:博物館のとっておき( 148 )

出羽庄内藩酒井家ゆかりの名宝 侍の美展  「刀剣乱舞ーオンライン」コラボ

 公益財団法人致道博物館では10月1日から30日まで「侍の美」展開催にあたり、1日オープニングを行いました。
 今回は、刀剣乱舞ーオンラインーとコラボして、グッズも用意、案内人こんのすけも登場、前からネットで呼びかけするなど準備、そしてニトロプラスの小坂社長からご協力いただきました。
 当日整理券を準備し、朝5時過ぎから列ができはじめ、刀剣女子を中心に大勢のギャラリーが参加してにぎやかに開展式を開催することができました。主催者あいさつ、榎本政規鶴岡市長のご挨拶、ニトロプラス小坂嵩気社長のご挨拶後に、市長、商工会議所、山形県生涯学習文化財団、ニトロプラス社長、当館館長がテープカット、こんのすけも愛敬をふりまきました。
 重要文化財信濃藤四郎、のみ長光、国宝信房、国宝真光、為遠、師光、左、袖の雪など見どころある刀剣、甲冑や能装束や能面、重文潮音堂など書幅など見どころ見どころ満載の展覧会です。東京など各地から夜行バスとかJR、航空機ご利用いただいておいでいただいた皆様にもご満足いただけるものと思います。会期30日までありますので是非おでかけください.
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朝日新聞庄内版より
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朝日新聞庄内提供


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ユルキャラ「こんのすけ」のいわれ かな?
宗近は、京三条に住したことから三条小鍛治と呼ばれている。この細身優雅な姿は、平安時代の特色であり、現存宗近の作刀は極めて少ない。
謡曲小鍛治は、この宗近の作刀にまつわるものである。一条天皇の御代、勅命によって1刀を鍛えることになった宗近は、天下の名刀を造るには到底人力のみでは不可能とし、伏見稲荷山に参詣して名刀を造らせ給えと祈願した。満願の後鍛冶場に入ると忽然として向槌の者が現れ、精進鍛錬の結果遂に一口の名刀を鍛え上げたのであった。この向槌の者こそ実は伏見稲荷の使いである狐の化身で、天下太平五穀豊穣と槌を打ち納めた宗近は、この太刀に「小狐」と命名したという。
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by ChidoMuseum | 2016-10-03 22:41 | 博物館のとっておき | Comments(0)

みずくらげ、11匹

 致道博物館に11匹のミズクラゲ加茂水族館館にお願いして、ミズクラゲを11匹1週間限定でお借りして展示しています。(~o~)
ふわふわと悠々と回遊していて、心の癒しになると評判の優雅なクラゲです。(^_^)/
是非加茂水族館で世界一のクラゲをお楽しみいただきたいと思います。(^_^)/~
透明感のある体、傘の動きもゆっくり、日常の喧騒を忘れてきっと見入ってしまわれるでことしょう。

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加茂水族館より
直径5メートルのミズクラゲ大水槽の名称!
名称は・・・
『クラゲドリームシアター』
です。
6月15日~7月21日までの期間で募集をしたところ、2396通(有効のみ)のご応募がありました。
たくさんのご応募、ありがとうございました。
今回、この『クラゲドリームシアター』と名付けてくださった方は、佐藤陽南さん(新潟県)です。
ステキな名称をありがとうございました
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by ChidoMuseum | 2016-08-13 18:53 | 博物館のとっておき | Comments(0)

ギャラリートーク・・・駒澤大学禅文化歴史博物館学芸員塚田博先生

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 6月18日午後2時から展覧会場で駒澤大学禅文化歴史博物館学芸員塚田博氏によるギャラリートーク駒澤大学所蔵コレクション「禅~開かれた禅の世界~」列品解説をおこないました。
はじめに駒澤大学と曹洞宗についてから始まり、続いて禅宗の歴史について、釈尊が紀元前5世紀ころインドで仏教を開き、その釈尊から28代目にあたる菩堤達磨が禅宗の始祖、日本への禅宗の到来、中世における禅宗の展開、近世・黄暴禅の招来、曹洞宗の復古運動、宗学の興隆など禅の歴史をふりかえりました。そしてさまざまな禅画について下記の通りお話いただきました。
画面の構成・・・・賛と画
作者の判定・・・・署名、印章(関防印・落款印)
釈尊の生涯・・・・誕生仏画、涅槃図
禅の始祖達磨・・・一筆達磨図、芦葉達磨図
中国の祖師の故事・・六祖確房図、徳山宣艦図、香巌撃竹図、懶瓉煨芋図、寒山拾得図、布袋   図
観音菩薩と海上航海・・観音図
仏教と諸信仰の融合・・鍾馗図、福禄寿図、小槌図
平易に伝える・・・・・仮名法語(福禄寿図、棒図、小槌図)絵解き(高祖道元禅師行跡図)
近世禅画の巨匠たち・・
臨済宗:白穏慧鶴(1685~1768)・仙厓義梵(1750~1837)
曹洞宗:両風外→風外慧薫(1568~1654、穴風外)・風外本髙(1799~1847、蛸風外)、寂室堅光(1753~1830)、
    瑞岡珍牛(1779~1822)、巨海東流(1779~1853)、仏乗慈僊(1798~1870)
六十余名の熱心な聴講で時間はあっという間に過ぎてしまいました。



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by ChidoMuseum | 2016-06-18 18:54 | 博物館のとっておき | Comments(0)

重文旧鶴岡警察署修復工事状況

 大勢の皆様からご協力ご支援をいただきながらおかげさまで平成30年竣工を目指して、着々と順調に工事が進行しております。
現場でこつこつ職人さんがつくっておりました。旧西田川郡役所と同様、創建当初にはあった棟端飾り フィニア 3ケ所の木造の原型ができました。
 6月14日今度はそれらに銅板を巻くため作業所に向け出発しました。それらがつくと、また一段と建物の風格がでてきます。
 ご寄付等ご協力いただきました皆様のご芳名をHP上に公表をご承諾いただいた方について、個人情報を配慮いたしながら掲載させていただいております。
 あらためて、ここにご支援ご協力いただいた皆様に厚くお礼申しあげます。
 また重文鶴岡警察署庁舎修復工事進捗状況を分かりやすく説明をくわえてHPで見られるように工夫を少ししております。
 まだ中途ではありますが、ご覧いただければありがたく存じます。
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by ChidoMuseum | 2016-06-14 17:04 | 博物館のとっておき | Comments(0)

駒澤大学学長廣瀬良弘先生の記念講演を開催

 6月11日午後2時から、当館向かいにある東北公益文科大学大学院ホールにおいて駒澤大学学長廣瀬良弘先生の記念講演「禅と地域社会」を開催いたしました。現在当館で駒澤大学所蔵コレクション展「禅 zen ー描かれた禅の世界ー」(本邦初公開となる駒澤大学所蔵コレクション展)開催を記念して行ったものです。
 駒澤大学には禅文化歴史博物館があり、広く地域社会の文化進展にきよするために禅の歴史と文化を伝える展示を行っております。この度は禅文化歴史博物館に収蔵されています大涅槃図はじめ多くの貴重な資料をお借りして展示できましたことは、駒澤大学さま、本日ご講演いただきます学長廣瀬先生のご厚意によるものと厚くお礼申しあげます。
 学長廣瀬先生は、大学で「禅宗地方展開史の研究」で博士号を取得され、駒澤大学教授、教務部長や陸上競技部長等を歴任、学長に就任されました。その他横浜市鶴見区で曹洞宗寿徳寺のご住職、永平寺資料全書編纂委員長はじめ数々の要職にあり、広く日本の仏教史研究、歴史学研究の発展にご尽力されておられます。
 また駒澤大学といえば、学生駅伝の強豪校、現在でも毎年箱根まで足を運ばれ駅伝関係者学生と応援に駆けつけておられるそうで、駅伝で駒澤大学が優勝したら先生が宙に浮く姿を拝見できると期待しております。
 「禅と地域社会」のテーマで禅宗の地域展開に関する貴重なお話をお聞きできました。なおただいま開催中の展覧会、そして記念講演会開催にあたり、ご協力ご尽力いただきました関係各位に厚くお礼申しあげます。


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 [2011年3月11日に東日本大震災で帰らぬことになられた方々のご冥福をお祈り申し上げ、被災されました方々には1日も早い復興を祈念申し上げます。被災されました地域はこれから考察する曹洞宗が展開した地域でもあり、改めてお見舞い申し上げます。」と先生は、お話をはじめられました。「中世の禅宗は五山派・叢林と林下とにわけることができ、幕府の保護を受けたのが、五山派すなわち叢林であり、臨済宗がほとんどです。これに対してその保護を受けずに各地に展開したのが林下であり、大徳寺・妙心寺を中心とする臨済宗の派と、越前永平寺・能登総持寺を中心とする永平道元下曹洞宗の派です。考察するのは主に林下である永平道元下曹洞宗で、現在の寺院数でみると、浄土真宗(東西本願寺両派を含む)約19,700ケ寺、曹洞宗約14,200ケ寺、真言宗約12,000ケ寺です。明治維新期の廃仏毀釈を経ていることもあり、正確でないにしても、およその中世・近世の趨勢をある程度表しているとみることができます。」と概要をお話された後、各地の禅と地域社会の関わりなど詳細にお話いただき、最後に山形県内の曹洞宗寺院の山号、寺号、開創年月、開山、本尊、本寺などデータ一覧についてお話されました。2時間も感銘深くお聞きしました。ありがとうございました。
6月18日(土)14時から15時まで駒澤大学禅文化歴史博物館 学芸員 塚田博さんによる 列品解説を予定しています。
申し込みは不要、参加は無料ですが入館料が必要です。
是非皆様のご参加をお待ちいたしております。 

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by ChidoMuseum | 2016-06-14 12:15 | 博物館のとっておき | Comments(0)

少年少女古典素読教室開講式

 5月21日午前8時30分から当館御隠殿において平成28年度の古典素読教室の開講式が行われました。8月上旬まで、中国古典の論語を大きな声をだして読みます。そのうち1日は楽しい文化財研修もあります。50年続いているこの教室は、鶴岡市中央公民館、致道館文化振興会議、致道博物館が共催で毎年行われています。開講式には受講生と保護者、講師が出席、主催側から前森淳子中央公民館長、橋本政之致道館文化振興会議会長、酒井忠久致道博物館長がそれぞれ挨拶をしました。子供たち一人一人が自己紹介、「大きな声で詠みたい」など目標を話しました。
 
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(荘内日報5月22日付掲載記事
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by ChidoMuseum | 2016-05-21 18:27 | 博物館のとっておき | Comments(0)

珍らしや山をいで羽の初茄子

HPのトップ写真にでてくる茄子の形をした句碑は当館にある松尾芭蕉の句碑です。

「芭蕉の句碑」
珍らしや 山を いで羽の 初茄子(はつなすび)
松尾芭蕉が「奥の細道」の旅の途時、鶴岡で詠んだ有名な句です。
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鶴岡の俳人長沢千翅(七郎兵衛・生没不詳)が享保年間に建てたと伝えられているこの句碑は、芭蕉の弟子、支考について学んだ廬元が、享保年間(1716~)鶴岡に来遊した時建てられた自然庵(鶴岡市本町3丁目鯉川酒造)の傍らにありました。
後に自然庵は芭蕉庵といいましたが、昭和54年老朽化で解体されたため、この句碑は湯田川温泉に移されました。
その後昭和60年5月当館に寄贈され、当館酒井氏庭園にあります。                                
芭蕉句碑の中、年代も古く貴重なものです。
他に、芭蕉ゆかりとして、
◎長山重行邸跡
 元禄2年(1689)6月10日(陽暦7月26日)松尾芭蕉は羽黒山を下り、鶴岡城下の庄内藩士 長山五郎右衛門重行の屋敷に三泊滞在。その日、芭蕉は、曽良・重行・呂丸と歌仙をまき、鶴岡の名産「民田なす」に目をとめて、「めづらしや山をいで羽の初茄子」と発句したといわれています。
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 長山邸は、元松文産業株式会社鶴岡工場(現鶴岡まちなかキネマ)近くにあり、北西端の長山小路と称される小道に面し、現在敷地の一角がポケットパークとなって、昭和44年建立の句碑があります。
◎芭蕉乗舟地跡
6月13日芭蕉は舟で赤川を下り、酒田に向かいました。大泉橋畔は、当時の船着き場であり、芭蕉乗舟の地という標柱がたてられています。
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◎出羽三山  

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by ChidoMuseum | 2016-05-16 10:13 | 博物館のとっておき | Comments(0)

出羽一国大絵図Gトーク

 5月15日午後2時より60名の聴講者が参加して当館本間学芸部長による出羽一国大絵図Gトークが行われました。
山形城下絵図
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新庄城下絵図
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鶴岡城下図
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亀ヶ崎(酒田)絵図
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沖縄絵図
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by ChidoMuseum | 2016-05-15 18:24 | 博物館のとっておき | Comments(0)

大泉叢誌第3集 5月下旬発売 限定150部

大泉叢誌第3集が 5月下旬発売されます。
江戸時代から編纂された庄内地方の百科事典。
郷土の歴史と文化、民俗を知る必携の一冊。
限定150部、298ページ、お問い合わせは下記当館へ。
〒997-0036 鶴岡市家中新町10-18 公益財団法人致道博物館
電話0235-22-1199
Fax 0235-22-3531
Email chido@axel.ocn.ne.jp

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by ChidoMuseum | 2016-05-14 15:17 | 博物館のとっておき | Comments(0)

刻文付有孔石斧(中国名:刻文付石鉞)縄文時代中期寄贈さる

 昭和41年(1966)、当時羽黒中学校教諭であった梅本成視氏が郷土研究部を率いて地域の遺跡を表面採集や小発掘をしていて、中川代遺跡で掘り起こした遺物で、梅本氏が長く自宅に保管していました。
 平成6年(1994)梅本氏が自宅に私設酒田考古資料館を開設するにあたり、玉川学園大学浅川利一氏を招聘、浅川氏が本資料を実見、重要性を指摘、翌平成7年7月28日の新聞に大きく取り上げられ話題となりました。
 その後出土地の確認や同伴の土器、縄文時代大陸との交流などの本資料に関わる問題の解明・研究が実証的な分析をふまえて行われました。その成果として浅川利一・安孫子昭二編著「縄文時代の渡来文化ー刻文付有孔石斧とその周辺ー」(2002年雄山閣)という研究論文が刊行され、全国に注目される資料となりました。
 また、中国の言語学者である李国棟氏(広島大学教授・中国貴州大学教授)が本資料を「刻文付石鉞」として取り上げ、それまではっきりしなかった本資料の由来と刻文の意味が具体的に論究されました。
 平成28年4月に梅本氏より、地域の方々、全国の方々、多くの皆様に見ていただき保管いただきたいという申し入れがあり、本日5月13日の本資料関連の土器を一括でご寄贈いただきました。

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 ◎付着した土の成分分析から中川代遺跡から出土と確認
 ◎縄文時代中期中葉の大木8a土器に伴ったもの
 ◎形・厚さ・石質・孔の開け方が、古代中国と類似
 ◎縄文時代の渡来物の出土例多数ある。遊佐町三崎山遺跡の青銅刀(縄文後期)等
 ◎甲骨文字風刻文は、「之」と「生」の合体字
 ◎「之越而生」良渚国の亡命者が身分証明書として刻字、携えたもの(李国棟)
 ◎古代中国大汶口文化(BC4100~2600黄河下流域)、良渚文化(BC3400~      
  2250長江デルタ)のもの
 ◎大陸からの渡来遺物が縄文時代中期の遺跡から出土
 縄文時代に渡来文化、大陸の文化が入っていたという貴重な資料である刻文付有孔石斧等を大切に保管するとともに、当館として6月より公開してまいります。下記写真は梅本ご夫妻


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by ChidoMuseum | 2016-05-13 16:05 | 博物館のとっておき | Comments(0)