致道ブログ

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平成23年度日本博物館協会東北支部の総会・研修会開催

 9月29日午後1時から、山形県生涯学習センター遊学館3階(山形市)で平成23年度日本博物館協会東北支部の総会を開催、東北6県から大勢の博物館美術館関係者が集まりました。菅野史郎支部長(山形県立博物館館長)、日本博物館協会半田昌之専務理事、山形県教育委員会石川ゆみ文化財保護推進課長のご挨拶、そして平成22年度事業報告および収支決算について、平成23年度事業計画および収支予算を満場一致承認されました。
つづいて研修会にうつり、「東日本大震災と博物館資料について」というテーマのもと、
①「東北地方太平洋沖地震被災地域の文化財救済活動について」東北芸術工科大学 米村祥央氏
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②「歴史資料の保全にむけて」仙台市博物館市史編纂室菅野正道氏
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③「東日本大震災における文化財救済活動」山形文化遺産ネットワーク事務局小林貴宏氏
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から事例発表がおこなわれました。
安否の確認、資料所在の確認、文化庁文化財レスキューの確認を先行。NPO法人ネットワークと協力。
被災地被災者の心情を察し文化財レスキューは話ずらく、相手方の要請待ち。
 緩やかな山形ネットだが、仲間とともに資料救済に取り組もうとの呼びかけに応じたのはほとんどが20、30代の若者だった。若者にはやる気も情熱もあります。(山形文化遺産ネットワーク)
以上若い方々の活躍がなによりも喜ばしいことです。
 地域の記憶を伝える文化遺産はこの未曾有の災害からの復興により大きな力をあたえてくれるものとなると思います。
 被災該当文化財(指定・未指定にかかわらず)対応についてお困りの点がございましたらお気軽にご相談下さい。(東北芸術工科大学文化財保存修復センター・山形文化遺産防災ネットワーク・仙台市博物館・東北歴史博物館)
被災地のみなさまにあらためてお見舞いと1日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
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by ChidoMuseum | 2011-09-30 01:55 | あれこれメディア情報 | Comments(0)

サトーゴーセー 鶴岡事業所 30周年おめでとうございます。

 電気部品、機械部品、手動工具、包装用品、家庭用品などの合成樹脂成形加工及び金型設計製作の製造販売(主製品、値札取付ピン、電線結束バンドなど)をしている株式会社サトーゴーセー鶴岡事業所(佐藤昭代表取締役社長)が今年鶴岡創業30周年を迎えました。
おめでとうございます。
創業当初は、現在の工業団地もまばらせで、そのときを思うと隔世の感があるとのことでした。
技術力を誇る優秀な会社で今大変忙しいそうです。
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本日(株)サトーゴーセーの常務取締役阿部昌一様、取締役技術部長成澤浩様、取締役業務部長吉田勇様がご来館され、創業30周年を記念して当致道博物館にご寄附を頂戴いたしました。酒井館長、犬塚常務理事、加藤常務理事がお礼を申しあげ、その後なごやかに歓談しました。厚くお礼申し上げます。
友の会会員にもなっていただいております。ありがとうございます。
 東日本大震災で入館者大幅減で悩んでいる当館にとっては大変ありがたく、博物館の文化事業に有効につかわせていただきます。ありがとうございました。
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by ChidoMuseum | 2011-09-30 00:18 | Comments(0)

酒井忠順常務理事が結婚

 平成23年9月25日午後3時荘内神社において酒井忠順常務理事(松岡物産社長)が挙式、同日午後5時30分東京第一ホテル鶴岡において結婚披露宴がおこなわれました。幸せな家庭を築き、身をかため活躍を期待したいと思います。
また平成22年11月13日結婚した大沼賀世(旧姓酒井)学芸員には平成23年9月14日女子誕生しました。
母子ともに元気で、健やかに育つことを祈ります。
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by ChidoMuseum | 2011-09-29 23:52 | Comments(1)

甲冑工房オープン

松ヶ岡開墾場・新徴屋敷(荘内映画村石倉オープンセットでも)で甲冑工房がオープンしました。
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 今年は9月までとなりますが、来年からは本格的にスタートします。前に当館で2代酒井家次の甲冑を修復していただきました小川伸夫師が甲冑工房を主宰します。
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小川師が開発したアルミキットで甲冑が安価に気軽にみにつけていただけます。
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サイズはSMLサイズ、コスチューム好きな方にはこたえられません。
是非のぞいてみてください。
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by ChidoMuseum | 2011-09-28 00:36 | 松ヶ岡 | Comments(0)

群馬古文書愛好会来庄

群馬県安中市の古文書愛好会が来庄。一行19名庄内各地で研修、そして致道博物館を見学し、犬塚常務理事が古文書をもとに、天保の三方お国替えの一件の講話をおこないました。
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この事件は天保11年川越松平氏を庄内へ庄内酒井氏が長岡へ長岡牧野氏を川越へ転封する幕命がくだり、それに対して庄内藩民は「百姓たりとも二君につかえず」などの旗印を掲げ命がけの国替え阻止運動がおこなわれ、転封中止と幕命が覆った事件でした。
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その後、その幕命が覆ったことについての幕府の仕置きか?千葉の印旛沼の干拓工事を命じられ、大出費と苦労をしてその職務に尽くします。
その他、明治の戊辰戦争後松ヶ岡は群馬県に養蚕研修に訪れた歴史があります。
 その戊辰戦争では、新政府が鳥羽伏見戦後に会津・庄内両藩を朝敵に指定、東北諸藩に討伐を命じたが、諸藩は奥羽列藩同盟を結成し、両藩の救解を求めて交渉するも決裂、ついに新政府と抗戦に及びました。
 この戊辰戦争について学研「歴史群像ー幕末戦史」に「精強、幕末庄内藩」と8頁にかけて特集されました。
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by ChidoMuseum | 2011-09-18 02:19 | Comments(0)

出羽庄内地域文化情報誌Cradle

 すてきな出羽庄内地域文化情報誌Cradle
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Cradle9誌には巻頭言 庄内憧憬「歴史が醸し出すオーラの漂う場所」と題して元世界銀行副総裁西水美恵子さんが松ヶ岡開墾場をとりあげていただいております。
「庄内のあちこちに不思議な雰囲気が漂うところがある。歴史が醸し出す息吹のようだ。ギリシア語のアウラーに由来するオーラという言葉がよく似合う。そのオ-ラを意識したのは1昨年の春、庄内空港に初めて降り立った瞬間だった。...松ヶ岡開墾場のオ-ラにも、並外れた重量感があった。・・・」(本文より)
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「庄内ゆかりの美術館へ」と題して致道博物館はじめ、今井繁三郎美術館、土門拳記念館、本間美術館が紹介されています。
 「致道博物館-庄内人の歩みをみらいにへと伝え、継承する致道博物館。その膨大な歴史資料には先人から今を生きる私たちへのメッセージが込められています。」(本文より)
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ご覧いただければ幸いです。
お問い合わせは、(株)出羽庄内地域デザイン 0235-64-0888へ。
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by ChidoMuseum | 2011-09-14 00:09 | Comments(0)

「28代木村庄之助の行事人生」

 鶴岡が生んだ平成の名行事といわれた第28代木村庄之助の後藤悟さんが2010年4月1日に81歳3ヶ月の生涯を終えられてはや1年以上がすぎました。4月3日付朝日新聞は、「相撲の故実や歴史について研究熱心で、土俵上の所作も美しく平成の名行事」と訃報を伝えました。同郷同期の好角家尾形昌夫さんが「28代木村庄之助の行事人生」としてまとめられ荘内日報社から刊行されましたことは、第28代木村庄之助を顕彰するうえでも、また伝統の大相撲にかける思いや歴史をうかがいしるということで大変意義深い出版だと思います。
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木村庄之助の歩みを簡単にふりかえると
1935年鶴岡第5小学校入学、小学生のとき、各地の相撲大会で豆行事として活躍評判となる。
1938年小学4年江東尋常小学校に転校し、20代木村庄之助に入門、養子となり、行事名は木村松尾。その5月場所初土俵初行事、同期(同年ではない)の力士は43代横綱吉葉山。
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上の「行事人生」裏表紙写真は、「アサヒグラフ」昭和14年2月1日号表紙で「春場所 大相撲の可愛い豆行事」と題して掲載されたもの、右が木村松尾(のちの28代木村庄之助)
1939年前相撲から本中に出世、
1940年第20代庄之助逝去のため式守伊之助の預かり弟子となる。
1941年序の口格、
1942年序二段格、
1944年三段目格、
1946年相撲くじの進行係、
1947年場内放送係、
1949年式守松男から木村林之助に改名、呼び出し太郎の打つ櫓太鼓の解説役、太郎定年退職まで約10年間続ける。
1950年幕下格。
1954年十両格。
1958年行事部屋独立。
1961年柏戸・大鵬横綱昇進、幕内格昇格。1962年木村林之助から式守錦太夫に改名。
1973年行事部屋解散、相撲部屋所属となる。式守錦太夫は出羽の海部屋所属。
1984年式守伊之助(第25代)に昇格、立行事となる。
1990年11月第28代木村庄之助を襲名。
1993年12月定年退職。
2010年4月1日逝去
 いろいろな出来事があった行事人生、是非お読み下さいませ。当館でも取り扱っております。定価は千円(税込み・本体952円)です。 
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by ChidoMuseum | 2011-09-10 21:01 | 致道ミュージアムショップ | Comments(0)

酒井忠明愼子二人展

致道博物館名誉館長酒井忠明&愼子二人展が、鶴岡市羽黒町 国指定史跡松ヶ岡開墾場ギャラリーまつで開催されています。
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長い写真歴のある酒井忠明は農に思いを寄せ、その当時として普通の農作業を撮ってきました。
それが今は貴重な写真となっています。
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妻愼子は幼い頃絵をならったことがあり、鶴岡で日本画家伊藤喜久井と出会い、師事して日本画を描きました。
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旅たって酒井忠明は8年、酒井愼子は5年という時間が経過しました。
愼子没後5年祭にあたり企画しました。是非ご高覧ください。
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by ChidoMuseum | 2011-09-09 23:40 | 松ヶ岡 | Comments(0)

蚕の蔵

鶴岡市羽黒町松ヶ岡、国史跡松ヶ岡開墾場に蚕の蔵が今年できました。
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今は、4眠から脱皮して5齢になったところです。
ここからは食べる桑の量もぐんとふえます。食欲旺盛な蚕たち。
ここ松ヶ岡においでいただければ蚕たちを観察することができます。
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by ChidoMuseum | 2011-09-09 23:13 | 松ヶ岡 | Comments(0)

名物刀剣ー宝物の日本刀 展

名物刀剣ー宝物の日本刀 展が、東京・根津美術館で8月27日から9月25日まで開催されています。
この後、
     平成23年09月30日~平成23年10月16日  富山県水墨美術館
     平成23年10月22日~平成23年12月18日  静岡県・佐野美術館
     平成24年01月04日~平成23年02月05日  愛知県・徳川美術館
展名:「名物刀剣 宝物の日本刀展」で開催されます。
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 名物刀剣は、主に平安時代から南北朝時代までに制作された名刀をさします。その多くは歴史上に名を残した源氏・平氏所縁の武将達の栄誉と共に大切にされていましたが、室町時代に三代将軍足利義満のもとで発達した刀剣の鑑定によって宝物としての性格が強められました。
 ついで近世を切り開いた織田信長や豊臣秀吉も強い関心をもって名物刀剣を収集し、かつ軍功への褒賞とすることで重要な意味を持たせました。さらに江戸時代になると名物刀剣は武家の第一の表道具となり、徳川8代将軍吉宗が享保4年(1719)に命じて作らせた「享保名物帳」によって、名物刀剣の評価が定まることになります。
 このたびの展覧会は時代の変遷のなかで現在まで守り伝えられた名刀を一堂に展観し、名物刀剣が歴史のなかでどのように展開し、ついには江戸時代中期の「享保名物」に至ったかを解明しようとするものです。                        (「名物刀剣」展 ご挨拶より)

この展覧会に致道博物館から重要文化財 短刀 銘 吉光(名物 信濃藤四郎)が出品されております。
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古来、吉光は、相州の新藤五国光と並んで短刀の名手として名高く、京の粟田口派の終末の名工です。吉光は豊臣秀吉の蔵刀で今は焼き直しになっている有名な「一期一振」という太刀を除いては、すべて短刀です。それらの短刀の姿は、比較的多様であり、この短刀は、やや大振の類に属し、小板目がよくつんで、地沸のついた地がねは美しく、小沸出来の中直刃はよく冴えて、気品があります。この出品されている吉光は、同作の中では、特に地刃が健全で、名物の由来は、徳川家康の重臣、永井信濃守尚政の所持であったことによります。3代酒井忠勝の代に酒井家に移り、同家に伝来現在致道博物館所蔵となっています。
先日、根津美術館において渡辺妙子佐野美術館館長の講演「日本刀が宝物になるまで」を受講してきました。歴史、戦後の日本刀受難の時期を乗り越えて今日美術刀剣としていたるまでのことや、日本刀のもつ武器以外の役割、ご神体や護り刀、権威の象徴だったり、各種お祝いや贈答、恩賞として用いられてきたこと、そして鍛え抜かれた美しさについて、映像でわかりやすいお話をうかがうことができました。
お庭が美しくあたらしく建て直された最新の美術館である根津美術館、展示は刀掛けが透明のアクリルで、照明もよく見やすく、解説も行き届いてわかりやすいすばらしい展示でした。是非ご覧ください。
場所がかわるとそれぞれまたちがった作品の表情を見いだすことができるといいます。この後始めにご紹介したそれぞれの美術館で開催されますことをお楽しみに。
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by ChidoMuseum | 2011-09-05 08:58 | 展覧会 | Comments(0)