致道ブログ

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田島家住宅

 高崎市の羽島文江さまからお手紙をいただきました。「高崎にも初雪が降り雪に慣れていない私たちは少しでも早くとけてほしいと願っております。18日の上毛新聞に田島家住宅の記事に関連して、松ヶ岡開墾場のことが書かれているのでご覧になったかなと思いながら同封してみます。」と記事をおくっていただきました。情報ありがとうございました。
国指定史跡松ヶ岡開墾場には5棟の蚕室が立ち並んで、近代化遺産であり貴重な歴史的産業施設として開墾当時を思い起こします。当時田島彌平武平家に蚕糸業の研修にいき、田島家の蚕室を模範にして明治8年から10年にかけて壮大な蚕室10棟建てられました。その研修先の田島家を紹介してくれたのが西郷隆盛という話がありますし田島家には大変お世話になったと思います。
 お送りいただいた上毛新聞記事には、田島家を模範にした松ヶ岡開墾場蚕室が国史跡となっていることから田島家は近代養蚕農家の原点で国史跡の価値は十分にあるということで松ヶ岡が紹介されていました。
世界遺産登録には構成資産が国の法律によって保護されている必要があります。群馬県では世界文化遺産候補「富岡製糸場と絹産業遺産群」を構成する、富岡製糸場(富岡市)と荒船風穴(下仁田町)と高山社跡(藤岡市)の3遺産は国史跡、国重要文化財として指定されており、田島家が国史跡になれば、世界文化遺産の構成資産の条件がすべて整い、ユネスコ推薦にむけて前進することになります。是非、田島家が国指定史跡となって、「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界文化遺産となることを応援いたしております。
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by ChidoMuseum | 2012-01-28 20:45 | あれこれメディア情報 | Comments(0)

冬の風物詩 いぶりだしーいろりの火

 重要文化財田麦俣多層民家旧渋谷家で、冬の風物詩 いぶりだしが行われています。旧渋谷家住宅は、1822(文政5)年創建、1965(昭和40)年当館に移築されました。
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冬にいろりに火をたいて煙や煤が茅葺きの民家をつつみます。その煙や煤が茅葺きの防虫、防腐の役割とコーテングされて保護する役目を果たします。いろりに鍋をつるしている藁綱は煙により黒くコーテングされてもう何十年もたっています。下の写真は2階に充満している煙。
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いろりを囲んで庭木の剪定枝をたきます。もちろん防火には細心の注意をはらって。この作業は周2.3日、3月中旬までおこなわれます。訪れた人たちは懐かしそうに興味ぶかそうに見学していました
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by ChidoMuseum | 2012-01-28 19:36 | 博物館のとっておき | Comments(0)

文化財防火ディ-

毎年1月26日は,「文化財防火デー」です。
 文化財防火デーの制定は,昭和24年1月26日に,現存する世界最古の木造建造物である法隆寺(奈良県斑鳩町)の金堂が炎上し,壁画が焼損したことに基づいています。
 この事件は国民に強い衝撃を与え,火災など災害による文化財保護の危機を深く憂慮する世論が高まり,翌昭和25年に文化財保護の統括的法律として文化財保護法が制定されました。
 その後,昭和29年11月3日に法隆寺金堂の修理事業が竣工し,文化財保護行政も確立するとともに,文化財保護思想の一層の強化徹底を図るために普及啓発事業が行われるようになりました。その一環として,法隆寺金堂の焼損した日であること,1月と2月が1年のうちで最も火災が発生しやすい時期であることから,昭和30年に,当時の文化財保護委員会(現在の文化庁)と国家消防本部(現在の消防庁)が1月26日を「文化財防火デー」と定めました。以来,毎年この日を中心に,各都道府県教育委員会,各消防署,文化財所有者等の協力を得て,文化庁と消防庁が連携・協力して全国各地で防火訓練などの文化財防火運動を展開しています。
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1月26日午前9時から致道博物館で防火訓練を実施しました。昨年の東日本大震災、また火災が多発しており防火防災の訓練をしっかり行おうと職員一同気をひきしめて訓練に望みました。
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「火事だ、火事だ」と大きな声で火事ぶれ、「火災発生、避難」の館内アナウンスとともに119番通報するなどアナウンス及び連絡班の活動に始まり、同時にお客様の避難誘導安全確認など誘導班、救急班、消火班、搬出班などそれぞれの役割で訓練活動をしました。
その後駐車場で消化器訓練、水消化器での訓練及び実際火にむかい消化器訓練などおこないました。
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消防から、日頃から訓練して防火意識の高揚をはかることと、訓練では大変よくできたが、実際はあわてるので落ちついて対処するようとの講評をいただきました。
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by ChidoMuseum | 2012-01-27 00:11 | あれこれメディア情報 | Comments(0)

庄内坂

庄内出身者の寮だった荘内館は1896年発足、1926年東京北区、山手線駒込駅の近くに創建されました。戦時中は寮に医学生がおり、負傷者の救援にあたり、地域に貢献し町と共に歴史を歩んできました。
時は流れて、旧荘内館と旧県育英会が合併、現在公益財団法人やまがた育英会(加藤五郎代表理事)となり2008年に旧荘内館跡地に新築開所した「駒込学生会館」を運営しています。大勢の山形県出身者の学生さんが勉学に励み生活をしております。
私は大学入学の時、父と荘内館理事監督の佐藤正能先生(横浜国立大教授)を訪ね、励ましていただき、辞書やゲーテ、ヒルティの文庫本をいただいた思い出があります。
これまでの歩みから、寮生やこの地元の町の人たちの記憶にとどめてもらおうと、地元町内会の了解を得て、山手線沿いに学生会館まで約200メートル登っていく坂を庄内坂と命名しました。
1月17日、私が依頼されて書き、その「庄内坂」の石標の除幕式がおこなわれ出席しました。来賓として町内会を代表してこられた町田さんは、上山市に疎開の経験があり、「しょうない」という言葉はやさしくて趣がある、町と寮生はともにあゆんできたので、命名はうれしい」と話されたことが印象的でした。この庄内坂をのぼりおりしておおいに体を鍛え?、寮生のみなさんが勉学に励むことを祈念してやみません。
(写真は山形新聞1月18日付)
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by ChidoMuseum | 2012-01-21 20:23 | あれこれメディア情報 | Comments(0)

公益財団法人として新たなスタート

 平成24年1月16日開催された山形県公益認定等審議会において特例財団法人(財団法人)致道博物館が認定基準に適合すると認めるという認定の答申がだされました。
今後いろいろな手続きを経て4月1日より公益財団法人として新年度をスタートします。
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by ChidoMuseum | 2012-01-18 11:04 | 博物館のとっておき | Comments(0)