致道ブログ

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東京にて

10月26日から公益財団法人日本刀剣美術保存協会第1回刀剣全国大会やその会議のため上京、ヨーロッパ、アメリカ、ロシアからも多数出席、日本人以上に礼に厚い鑑賞のマナーにほれぼれ、日本刀文化は世界的に評価されていることを示した国際色豊かな大会でした。27日会場の京王プラザそして刀剣博物館を後にしました。会議や刀剣刀装具約200振も拝見すると疲れるものですね。
その後JRの時間まですごそうと上野にいきました。上野の森美術館「種田陽平による三谷幸喜映画の世界観展~清洲会議までの映画美術の軌跡、そして・・・」では美術館博物館ではあまり見たことない光景、前で2,3名が積極的にお客様に宣伝し誘っておりましたので、ひかれて入館しました。
「豪華絢爛なホテル、美しくノスタルジックな街並み、荘厳で重厚な法廷…。日本のエンターテインメント界を代表するヒットメーカー・三谷幸喜の映画の魅力は、舞台となるセットなしには語れません。そのセットを手がけるのが、三谷だけでなく、世界の著名な映画監督から絶大な信頼と高い評価を受ける美術監督・種田陽平です。「映画は建築だ」この言葉の通り、種田は『THE有頂天ホテル』(2006年)、『ザ・マジックアワー』(2008年)、『ステキな金縛り』(2011年)で美しく壮大なセットを製作し、「リアルだけど、おとぎ話のような」三谷映画の世界を具現化してきました。本展では、そのセット製作のための貴重な資料や、実際に撮影に使われた装飾、小道具などを通し、種田のセットがどのように形になり、どのように三谷映画の世界を彩ったのかを、2人がタッグを組んだ3作品と最新作『清須会議』からご紹介します。(上野の森美術館HPより)」
撮影許可あるお城(模型)
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セットの迫力や三谷映画に興味をひかれ、「清洲会議」三谷幸喜著の文庫本を買いました。「これは、会議という名の戦である」「織田信長が明智光秀によって討たれその後、織田家の後継者を決める清洲会議までの経過、それぞれの立場の思いや考えの物語」を帰りのJRのなかでおもしろく読みきりました。映画が楽しみです。
そして上野駅をまたがるパンダ橋、
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西郷南洲翁の銅像を拝んで、
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老舗 洋食 黒船亭のオムライス、
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さすがに混んでいて並んで待って、ここのおいしいオムライスを食べ、東京駅からJRで帰途へ。
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by ChidoMuseum | 2013-10-28 20:52 | あれこれメディア情報 | Comments(0)

鶴岡工業高等専門学校50周年記念式

10月25日午後3時グランドエルサンにおいて国立鶴岡工業高等専門学校(加藤靖校長)の50周年記念式典がおこなわれました。
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 鶴岡高専さんが創立して50年になるのかと年月のたつ早さに驚きます。大きな会場も内外からのおおぜいの出席者でいっぱい、いかに鶴岡高専さんが大きな役割と社会貢献を果たしている証左でもあります。あゆみをふりかえると、元鶴岡第2中学校の仮校舎から始まって、1期生が陸上競技場の走り高跳びのピット掘り工事など作業するなど草創期の思い出はつきないものがあるようです。
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「我らが拓く理工の道」の創立50周年記念誌も刊行され、この50年を節目に益々のご発展を祈念します。
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by ChidoMuseum | 2013-10-26 09:47 | あれこれメディア情報 | Comments(0)

60里越道道普請供養塔の建立

 10月25日午前10時から出羽の古道60里越街道道普請供養塔の除幕式が60里越街道の花の木坂でおこなわれました。台風の影響であいにくの天気でしたが、文化創造館からバスで現地へ国道の駐車場へ車を止めて、そこから歩いて花の木坂へ。昔、田麦俣から湯殿山への街道でそのまま残っていました。
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そこで除幕式とくす玉まで用意されていました。「60里越街道道普請供養塔」(筆耕:酒井忠久) 
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 出羽の古道 60里越街道は1200年の歴史の流れの中で、山形県庄内と内陸の歴史、文化、風土や自然豊かな景観など、計り知れない魅力を掘り起こし、しなやかで美しい故郷を次代に引き継ぐため、古来より街道の環境保全に努力されてきた多くの人々の努力により支えられてきました。
 この度「出羽の古道 60里越街道会議」は、こうした道普請に携わってこられた多くの人々と関係者へ感謝と後世に継承することを祈念し、「道普請供養塔」の建立と記念講演会等の関連事業を開催し、街道の魅力に迫っていきます。記念講演「庄内の芭蕉ー曾良旅日記から」講師金森敦子先生、田麦俣三山神楽の特別公演や街道交流談義がおこなわれました。(主催:出羽の古道60里越街道会議より)
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by ChidoMuseum | 2013-10-25 19:45 | あれこれメディア情報 | Comments(0)

伊勢・紀州の旅

伊勢神宮式年遷宮奉祝参拝、黒川能の奉納、修復工事祈願で是非行かなければとの念願が叶い、長旅もなんのその、有志(20名)で「伊勢神宮式年遷宮奉祝参拝と紀州道成寺のたび」へ17日早朝6時鶴岡からバスでいってきました。予定とおり、午後5時に伊勢に到着。その夜は、登録文化財の老舗麻吉旅館に宿泊しました。歴史を感じる風情ある旅館でした。翌朝8時出発、伊勢神宮内宮で正式参拝、そして出羽三山神社さんからご紹介いただいた伊勢神宮権禰宜石垣仁久さまより懇切に外宮をご案内いただきました。そして外宮で正式参拝、そして式年遷宮記念神宮美術館を見学、創設のご担当が石垣さまで、解説いただきながら見学させていただきました。時間が足りなかったのが残念でした。内宮に戻り午後1時から参集殿にある能楽堂で黒川能の奉納。演目は、下座の能「三輪」、狂言「蟹山伏」、上座の能「大蛇」をじっくり鑑賞させていただきました。
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下座 能「三輪」 
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下座 狂言「蟹山伏」
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上座 能「大蛇」
 その間、前に松ヶ岡にもおこしいただいたことがある赤福の浜田益嗣社長宅にご挨拶に伺いました。「赤心敬福」の額がかかげられ、赤福の由来を知りました。その夜は亀山に宿泊、そこで日本経済新聞 文化欄 「文化往来」に黒川能が伊勢神宮に奉納、その後上座は京都・金剛能楽堂で「道成寺」、下座は和歌山県道成寺で「鐘巻」を奉納と詳しく掲載されていました。
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タイミングのよい記事に皆大喜びでした。翌朝も8時出発、せっかくなので奈良の法隆寺を見学しようということになり、「斑鳩の里観光ボランテアの会」にお願いし、解説いただきながら法隆寺を見学、2時間もあっという間でした。いろいろ知らなかったこともたくさんあり、大変勉強になりました。12時過ぎにたって和歌山・道成寺には3時過ぎ着。境内には舞台が組まれていましたが、撤収作業中でした。ぎりぎりまで決めかねたものの、会場を近くの中学校体育館に変更したためでした。会場には5時までということなので、それまでは道成寺を見学、神仏混淆がのこっているお寺とお寺さんからお話しをうかがいました。午後5時過ぎ会場に到着、そこで道成寺院主小野俊成さまにご挨拶、すでに会場はいっぱい、幸いに前で見ることができました。黒川能の醍醐味を味わった「鐘巻」、午後5時30分から午後7時30分の2時間の感激の大熱演、満員の観衆の拍手が鳴り止みませんでした。
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下座 能「鐘巻」 
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聞くところによると、京都・金剛能楽堂も満杯のお客様だったそうで、両座の奉納能は大成功でした。
20日9時出発、無事鶴岡着22時。旅でお世話になりました皆様、そして万般お手配いただいた清和ご夫妻に御礼申しあげます。
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by ChidoMuseum | 2013-10-21 17:21 | あれこれメディア情報 | Comments(0)

黒鯛放流会が発会

 10月12日第一ホテルで黒鯛放流会の発会式がおこなわれ、渡會俊正会長を選任しました。
そして黒鯛に関して井口雅容水産学博士(庄内支庁)より黒鯛についてお話しをうかがいました。
村上加茂水族館館長はじめ会員同士で黒鯛や釣りなどの話題で盛り上がり懇談いたしました。
〇名称  和名:クロダイ 
      学名:Acanthopagrus schelgeli  
      英名:Black sea bream
〇地方名  温海:しのこで、にせ、さんぜ、こで、くろ
        鶴岡:しのこで、にせ、くろて
        酒田:しのこで、にせ、くろで
        遊佐:しのこで、くろで
        飛島:ぎんだい、くろで
〇分布   北海道南部以南の日本沿岸(琉球列島を除く)
        朝鮮半島、東シナ海、台湾、ベトナム
〇生態   産卵:春~初夏にかけて産卵。産出された卵は直径1mm程度の分離浮性卵
        山形県における産卵時期は稚魚の耳石日燐から5月中旬~6月下旬と推定
        幼魚期は雄で、成長するにつれ雄または雌に性分化する。
〇全国の状況
   *漁獲量:平成24年35トン、兵庫・広島が漁獲量多い。(農林水産省海面漁業生産統計調査)
   *種苗生産・放流:山形、富山、石川、京都、千葉、神奈川、愛知、広島などで生産・放流実施
   *混獲率0.5~5.6%の値(山口県放流効果調査)
〇山形県の状況
   *漁獲量:年間1~3トンが漁獲、定置網及び刺し網漁業で漁獲
〇山形県の種苗生産・放流経過
   *平成13年度から県水産試験場で生産技術開発着手
   *平成15年から試験的に放流開始
   *平成18年度から県栽培漁業センターで生産を実施供給、事業規模で放流。
   *親魚を円形水槽で養成、6月中旬頃採卵。
   *孵化後4日目から餌料としてワムシ、20日前後から配合飼料を投与。
   *山形県におけるクロダイ生産供給放流尾数:平成25年 供給尾数 30.7(千尾) 放流尾数30.7(千尾)      
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by ChidoMuseum | 2013-10-13 10:00 | あれこれメディア情報 | Comments(0)

庄内文化賞阿部次郎文化賞

 10月9日10時から酒田市出羽遊心館で第35回庄内文化賞、第30回阿部次郎文化賞の授賞式が行われました。
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 第35回庄内文化賞は、塚本 敞 さん(酒田市亀ヶ崎、酒田短歌会代表)が受賞、全国的な短歌会にも所属、意欲的な創作活動をつづけられ歌集も多くだされるとともに小中学生、青少年にたいする短歌指導、後進の指導育成につとめられました。
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 第30回阿部次郎文化賞は、長岡龍作さん(宮城県仙台市・東北大学大学院教授)が受賞されました。長岡さんは東洋日本美術史、とりわけ仏教彫刻史を多年にわたり研究され多くの成果をあげられました。その研究の一環として酒田市八幡地区の古四王神社の仏像の意義に新たな光をあてました。その実績は東北大学の美学美術史研究の基礎をつくった阿部次郎の名を冠した賞にふさわしい顕著なものがあります。
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 授賞式後、受賞者 塚本 敞 さん、長岡龍作さんの記念講話がおこなわれました。短時間なのが残念でしたが、大変意義深い時間をすごさせていただきました。
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by ChidoMuseum | 2013-10-09 17:14 | あれこれメディア情報 | Comments(0)

土曜講座「庄内地方の旧石器 実技 石器づくり」 

 10月5日午後2時から土曜講座「庄内地方の旧石器 実技 石器づくり」をテーマに山形県立うきたむ風土記の丘考古資料館館長渋谷孝雄さんよりお話ししていただきました。
旧石器時代のお話しと石器づくりにとり組みました。
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by ChidoMuseum | 2013-10-06 01:52 | 講座・教室 | Comments(0)

荘照居成祭催行

 10月2日午前10時から遊佐町 鳥海山大物忌神社蕨ヶ岡口の宮神社で催行されました。当時幕命を覆す英断をした矢部駿河守を祀ったお祭り、名前ははばかって荘内を照らすの意で荘照居成として先人を顕彰しその心を未来に紡いでいこうと毎年おこなわれています。
 寛政1年(1789)矢部駿河守定謙は幕臣町奉行堺町奉行矢部定令の長男として泉州堺に生まれる。
 天保2年(1831)堺町奉行となる。
 天保4年(1833)大阪町奉行となる。
 天保7年(1836)勘定奉行となる。
 天保9年(1838)西丸留守居役となる。将軍の忌に触れ左遷さる。
 天保11年(1840)小普請組支配となる。
 天保12年(1841)4月江戸町奉行となる。
 佐藤藤佐翁(遊佐町出身)白州での取り調べにおいて弁舌さわやかに三方お国替えの非をとうとう話す。矢部駿河守その訴えの誠実さに感激し、その口述書をとり閣議の席で朗読し、藤佐翁の取り調べを停止、水野越前守に3日間登城を遠慮させ、その間老中堀田備中守正睦(佐倉藩主)は転封の利害を審議、
 天保12年(1841)7月12日「上の思召」がでて、酒井家をして元からの領地(本領安堵)と確認される。転封阻止の知らせを御使番興津彌傳次がもってくる。
 天保13年(1842)矢部駿河守、伊勢桑名藩松平家に幽閉、閑居中断食して死去54歳。
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 天保14年(1843)藤佐翁・白崎五右衛門と相談して、刀工・水心子秀世に2振りの刀を作らせる。1振りは矢部駿河守の御神体として白鞘に蔵し、もう1振りは転封阻止運動中の御祈祷の御礼に横刀作の美装して大物忌神社に奉納を計画し、矢部駿河守を祀る神社建築と刀の奉納を藩に願い出るが許されなかった。
 弘化2年(1845)矢部駿河守の無実と判明する。
 弘化3年(1846)地区民の力で大物忌神社蕨岡口の宮境内に荘照居成神社を建築する。社殿の彫刻は上寺の人「西の坊」の作、藤佐翁は、矢部駿河守を「正1位居成大明神」とし、御神体を富士・永代として、白鞘の1振りの刀を祀るもう1振りは横刀作の美装した刀を、出羽一の宮大物忌神社蕨岡口の宮に奉納する。
 嘉永1年(1848)藤佐翁没する。74歳 その長子佐藤泰然は順天堂(医学校)を創始する。
 嘉永3年(1850)矢部駿河守、江戸深川浄心寺に葬られる。
 
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by ChidoMuseum | 2013-10-02 17:41 | あれこれメディア情報 | Comments(0)

佐野美術館の名品

10月1日から29日まで静岡県三島の公益財団法人佐野美術館の所蔵品展を行っています。
10月1日主任学芸員河内えり子さんよりギャラリートークをしていただきました。
重要美術品の「網干図」伝海北友松6曲1双屏風や谷文晁や葛飾北斎、白隠、慈雲の書、織田有楽齋の書状など佐野美術館の名品をより理解が深まったことと思います。
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by ChidoMuseum | 2013-10-02 17:04 | 博物館のとっておき | Comments(0)