致道ブログ

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大手町で荘内藩の屋敷遺構みつかる

 大手町で荘内藩の屋敷遺構みつかると、ネットニュース(産経ニュース)にとりあげられておりました。
「江戸時代出羽荘内藩が江戸城の正門、大手門そばに構えた大名屋敷の遺構が、千代田区大手町の再開発現場でみつかった。茶碗や徳利など日用品や、屋敷内の道路、排水溝もあり、当時の譜代大名の暮らしぶりを知る史料となりそうだ。千代田区教育委員会によると、遺構がみつかったのは、神田橋の公庫ビル、日本政策投資銀行跡地の建て替え現場。出土したのは、陶磁器や石組の排水溝など、焼けた瓦が残っていた土坑、道路だったことがうかがえる固い平面もあった。区は今後、山形県と連絡を取り、現存する絵図面や日記などの古文書から発掘場所の屋敷内での位置を特定する。さらに石組や穴、建物の跡からそれぞれの機能を調べ、陶磁器などの生活道具から大名の生活を解明する。屋敷があった大手町は参勤交代で江戸に上った大名が暮らす上屋敷が並んでいた。戦後は銀行、証券、総合商社が集まるビジネス街に変貌。建設ラッシュで多くの屋敷跡が失われたが、今回ビル建て替えに伴い、かつて地下工事をしなかった場所を試掘したところ、1m堀っただけでさまざまな遺物が出土した(区教委)という。荘内藩の屋敷は、昭和31年、神田橋門とともに石垣が見つかり、都の遺跡地図に登載された。今回の発掘地は、その遺跡に隣接し、同じ屋敷の邸内に当たる。区教委は「17万石の荘内藩は譜代大名の中でも有力で、東北の統治に大きな役割を果たした。屋敷も約3万2千平方メートルと広い。出土を機に、江戸中期から幕末の暮らしの変遷を明らかにしたい」としている。」と写真いりで紹介されました。
 「大手町フィナンシャルシティのノースタワーのところ、「この広場および通路は、地区の環境設備に有効な空地として都市計画法(都市再生特別地区、地区計画)に基づいて設けられたものです。歩行者が日常自由に通行または利用できるものです。」と現在地の地図表示板がある並びに「庄内藩酒井家神田橋上屋敷跡」酒井忠一前館長揮毫の標柱を化粧直しして、良い場所に建てられたことを確認してきました。
お近くにおいでの節はお立ち寄りください。」と春にブログに掲ましたが、
昭和40年代に致道博物館東京友の会で荘内藩江戸屋敷跡という標柱を建て、その後再開発で一端撤去、再度化粧直しをして再開発のの地に立てさせていただきました。そのあたりの地下には先人たちの生活の痕跡が残っていると思うと、はるか遠いとおもっていた時代が身近に感じるから不思議。
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by ChidoMuseum | 2013-11-19 19:22 | あれこれメディア情報 | Comments(0)

安全祈願祭

 11月16日午前9時30分から重要文化財旧鶴岡警察署庁舎保存修理工事第1期工事の安全祈願祭をおこないました。いよいよ解体修理工事が本格化します。
 事務所であったため、事務所の移動、そして長年の書類、半分収蔵庫みたいな感じであったのでいろいろたくさんの荷物、この工事のため移動しなければならず、どうなることかと思っていましたが、職員のがんばりでクリア、これまでさようなら旧鶴岡警察署とうたって最後には公開をしました。
 この5年間という長期間の修復、また公益財団法人として新法にのとった法人体制としても初めてなので、事務的な詰め調整でも時間を要しました。
 工事内容は、解体修理。本体部は軸部の傾斜と不同沈下が著しいため、一旦すべてを解体し、基礎石の据え直し、腐朽、破損した本部材の補修、取り替えを行った後、元通り組み立て直します。組み立ては原則として修繕前の形式としますが、解体中の調査により古い形式が判明した箇所については関係者と協議を行った上で、文化庁の許可を得て復原整備する可能性があります。第1期工事は、平成25年11月1日から平成26年8月31日まで仮設工事と解体工事を行います。
先日8社が参加して入札会をおこない、株式会社山口工務店さんにお願いすることになりました。
本日の安全祈願祭には、鶴岡市教育委員会さん、(公財)文化財建造物保存技術協会さん、山口工務店さんはじめ工事関係者、当館が参列、荘内神社石原純一宮司のもと、旧警察署内でおこなわれ、工事が安全で順調確実に進捗するよう心から祈念いたしました。
 これから寄付金募集も本格化、ご協力ご鞭撻ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
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by ChidoMuseum | 2013-11-16 18:52 | 博物館のとっておき | Comments(0)

かまきり博士

 新潟県長岡市のかまきり博士酒井與喜夫さん(工学博士)からお便りをいただきました。
 「先年に一度の巨大地震に巨大津波、300年に1度の豪雨災害。日本列島はもとより世界各地での激甚災害の様相を呈している折り、世間話や備えにお使いいただければ幸いに存じます。
 ところで今年も春早々蜂の巣が異常に高く、蝉の抜け殻も例年より高い、そのためでしょうか、降水不足と猛暑続きの今夏。また今年もお盆明け早々に刺蛾が繭に籠もる有様。この現象は例年より1ヶ月早い異常事態です。 1昨年から少しのんびりと考えて居ましたが、続く異常事態ではそうも云ってられません。気を引き締めて調査に取りかかりました。今年もカマキリが南西の風や北西からの季節風を避けた産卵手段です。昨年につづく光景でした。
 気も狂わんばかりに調査に走り回った距離は1万キロ余り。老骨に鞭打って幸い何とかまとめることが出来ました。振り返ってみますと、雪予想に走りはじめて半世紀近く予想誌にまとめはじめて4半世紀余り。
 初期の頃は雪の量や何時頃降るのか単純な者でしたが、根気よく調べているうちに大自然のサインが見えてきました。サインに気づいて十数年余り、十分対策時間は確保出来そうです。
 地震、豪雨被害、台風、豪雪、自然災害すべてが事前にサインを発し、自然界の生き物たちに教えていることになります。
 これら予知予測技術を確立して一刻も早く気候変動を改善して安心安全に暮らせる地球環境を取り戻したいものと願って降ります。
 今年も少し早めの冬将軍、師走から大荒れが幕開きしそうで、充分ご用心してください。」
 新潟県を中心に隣県も含め、観測点が多いのが特徴、長岡を中心とした3ヶ月予想、新潟県隣県の深雪予想がまとめられています。樹木の共振現象を解析した今冬の最深積雪予測をみると、昨冬につづき大雪の気配だそうです。この度酒井博士の調査研究と後継者育成のために一般社団法人の支援組織が設立される事になりました。同姓のよしみ、来鶴のおり何回かお会いし、また館内でも試しに観測していただいたこともありました。「かまきりは眉唾」と陰口を言われたこともあったそうですが、技術者の信念と根性で科学の心と目をわすれずに努力を積み重ねられ、ついには工学博士号を取得、地域気象学の確立にご尽力されている酒井博士のますますのご活躍を祈念いたします。
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by ChidoMuseum | 2013-11-15 18:44 | あれこれメディア情報 | Comments(0)