致道ブログ

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10月1日NHKひるはぴ「ヒロオさん☆歩」放送予定

NHK 仙台.相馬宏男キャスターの番組で
当館・藩校致道館はじめ鶴岡市周辺施設が紹介されます。
特別、大事件などなければ
10月1日(木)の11:30分から
ひるはぴ「ヒロオさん☆歩」で放送予定です。
是非ご覧くださいませ。
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by ChidoMuseum | 2015-09-27 17:27 | あれこれメディア情報 | Comments(0)

モーニングバードで放送されました。

 9月25日のテレビ朝日系列「モーニングバード」で約20分くらい只今「遺宝展」展示中の盗難にあった見返り元重を中心に、時効、善意の第三者についてもふれて放送されました。詳しくは当館ツイッターでアドレスをご案内いたしておりますので番組をご覧いただけます。
 もう残り明日だけの「遺宝展」展示になりましたが、本日は遠くからご来館いただいて刀剣をみて涙を流す方がおられたと話題になっていました。
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by ChidoMuseum | 2015-09-27 15:37 | あれこれメディア情報 | Comments(0)

出羽庄内酒井家の遺宝 みどころ5

荘内日報連載 出羽庄内酒井家の遺宝 みどころ5は、酒井大井戸茶碗です。
大名家が所蔵する茶道に関する道具類の目録を数寄屋帳と言います。その中には「茶入れ、茶碗、切れ類、茶入れ袋、香炉香合、硯箱料紙箱手箱、盆折敷類、皿鉢猪口、水指、掛物、花生、棚類、釜風炉、壺類、屏風、他」が記載されています。
その「茶碗の部」に井戸茶碗・油滴天目・高麗茶碗など70点余があげられ、井戸茶碗は3点ほど所在が認められています。
この井戸茶碗は16世紀頃に朝鮮半島から渡来した高麗茶碗の一種で、名前の由来は諸説がありますが、高台が高台が竹の節状で釉が鮫肌状であるのが特徴です。桃山時代の千利休の高弟、山上宗二が記した山上宗二記には「井戸茶碗。是れ天下一の高麗茶碗」と評されており、わび茶で最も賞翫される茶碗とされています。
旧荘内藩主酒井家が所持していたことから「酒井」の銘を持っており、酒井家から本間家に伝わり、昭和9年に重要美術品に指定されました。
この重要美術品というのは昭和8年に国内の古美術品の海外流出を防ぐことを目的として制定された法律で当時多くの貴重な古美術品が認定されました。戦後の昭和25年にその法律に代わる現在の文化財保護法が制定されてからは、その
中から重要文化財となったものも多くあります。しかしながら重要文化財ではなくともその資料の美術的価値を十二分に伝える貴重な文化財のひとつとも言えましょう。
酒田の豪商・本間家ゆかりの美術品を多く所蔵する本間美術館には茶道具も多く、中でも「割高台茶碗」「高麗青磁象嵌平茶碗」をはじめ「唐物大海茶入」などの茶道具類も酒井家からの拝領品です。
室町時代から普及した茶道は、桃山期に千利休によってわび茶として大成されたと言われます。酒井家でも3代忠勝が「潮音堂」墨跡や肩衝茶入(銘安国寺)「中山肩衝」などを手に入れたといわれています。この大井戸茶碗の伝來は不明ですが枇杷色の釉が薄くかかった一見素朴な風情の茶碗は大名であっても一人の茶人として心を引きつけたのかも知れません。本展では他に茶道具として「阿蘭陀釜」「藤四郎たが掛け茶壺」も出品しております。これらも酒井家の数寄屋帳に記載されています。(本間豊当館学芸部長)
展示期日も9月28日まで、残り僅かとなりました。是非お見逃しなく、御来館をお待ちいたしております。
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by ChidoMuseum | 2015-09-21 19:29 | 博物館のとっておき | Comments(0)

出羽庄内酒井家の遺宝 みどころ4

9月17日附荘内日報連載「出羽庄内藩酒井家の遺宝展」みどころ4は、琵琶 銘 武蔵野  荘内神社蔵です。おなじく当館菅原義勝学芸員の執筆によるものです。
この琵琶は、平曲に用いる平家琵琶で、「平家物語」語る際に使用されたものです。生糸を撚った4本の弦、皮が張られた撥面(ばちめん)には、銀象嵌の三日月を付けています。月下には桔梗や萩など秋草を描き、銘にあるような「武蔵野」の風景をよく表しています。撥面の中央部には使用痕が残っており、附属の撥で幾度も奏でていたことを物語っています。もともと酒井家所有の琵琶でしたが、江戸時代のはじめには、家臣の角田儀右衛門の手に渡ります。なぜ家臣に下賜されたのか。その由緒は元和八年庄内藩のはじめにさかのぼります。角田儀右衛門とは、上野国高崎で酒井家に仕えた忠勝の近習で、酒井家に伝わった記録「大泉叢誌」では、「頗る文才も有りて田畝度量の事も委しかりし」と評価されています。儀右衛門はじめ、荘内に対して「近頃まで戦場なりしゆえ、人情も荒々しいだろうの」とのイメージをもっていたようです。そのため、熊野の山伏を装って偵察に窺いました。鶴岡に入ると土地の開けていること、東西南北の山海の素晴らしきことかから「善国」と知って忠勝に報告したといいます。偵察途中には盗賊と間違えられて逃げたりと多くの困難を伴いました。この琵琶は、このような苦労と功を賞して忠勝から角田儀右衛門へ授けられました。その後明治時代に入ってから角田儀右衛門の子孫が荘内神社に奉納し今日まで伝わりました。
 
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by ChidoMuseum | 2015-09-16 18:58 | 博物館のとっておき | Comments(0)

出羽庄内藩酒井家の遺宝 みどころ3

荘内日報社連載の「出羽庄内藩酒井家の遺宝」展のみどころは、伝狩野元信筆の「波図」。当館菅原義勝学芸員が紹介しています。
 絶妙な墨の濃淡で表現される波しぶき、のびやかに跳ね上がる一線。
本図は室町幕府第8代将軍足利義政の命によって狩野元信が描いた者と伝えられています。
本図右上に「玉澗」とあるのは、山水画を得意とした唐僧でこの波図の原画を描いた人です。
「玉澗」の原画は、もともと室町将軍家が所持、戦国時代堺の商人、茶人の今井宗久のものとなり、その後織田信長の所有となりました。信長はこの玉澗の「波図」をこよなく愛したといいます。その後本能寺の変で信長が倒れて所在不明となり、この元信が描いた写しだけが残されました。この元信の「波図」は江戸時代に酒井家所有となっており本図とともに天明元年に記された由来書きが付されています。
 天暦元年頃、唐僧玉澗に朝廷から「絵の始まりを画せ」と勅命があり、玉澗は、陰陽の波を画して献上しました。その理由を玉澗に尋ねると「3000年余り以前、夏の禹王の治世までは山河陸地が定まらないほど水が荒れていました。禹王がこれを治めたことで、今山水の風景を画すことができる。つまり、陰陽の波は絵の始まりであると答えました。そして元信もまた足利義政から「絵の始まりを画せ」と命じられたところ、玉澗の画法に倣って「波図」を描き、義政へ献上しました。
以上は江戸時代に作られた一つのエピソード鴨知れません。一つの絵をめぐって広がる物語は「波図」にある種の奥深さを与えてくれます。絵の始まりとしての「波図」。空間のなかに浮かび上がる波の姿は本紙におさまらない雄大なスケール感を生み出しています。是非この機会に狩野派独特の味わいをお楽しみ下さい。(抄)
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by ChidoMuseum | 2015-09-15 18:10 | Comments(0)

荘内日報に65周年記念連載

 鶴岡市合併市制10周年、当館65周年を記念して「出羽庄内酒井家の遺宝展」を開催中です。
9月9日附より荘内日報に展示の見どころとして当館本間学芸部長が書き連載されています。
第1回目が短刀銘吉光ー名物信濃藤四郎吉光!
徳川家康重臣永井信濃守尚政が所持、永井家より将軍家に献上、のち松平肥前守忠直が拝領、寛永13年7(1636)年荘内酒井家3代忠勝が本阿弥三郎兵衛を通じて松平家(鍋島)より譲り受けたと伝えられています。藤四郎吉光、相州正宗、江義弘は享保名物帳に「天下の三作」といわれ、吉光は短刀の名手といわれ、大名家は、品格の高い、ステイタスの象徴として吉光をこぞって求めたといわれます。同じ吉光の作で、骨喰藤四郎吉光や五虎退藤四郎吉光など刀剣乱舞というゲームで人気です。
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第2回目が備州長船住元重!
元禄二(1689)に熊本の細川公より贈られ、明治の戊辰戦争にあたり藩主忠篤公が中老菅実秀に勲功を賞し与えたものといわれます。後に酒井家に献上されました。明治に擦りあげられ、その時に鷲田光中作の拵えが作られました。元重は昭和61年所有者であった酒井家の蔵より盗難にあい、ブレストシーブ社所有となった元重の36年振りお里帰りの展示となり、この拵えとは久しぶりのご対面?となりました。
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by ChidoMuseum | 2015-09-09 18:11 | あれこれメディア情報 | Comments(1)

土曜講座「地図の世界へ誘う」渡辺理絵先生

 9月5日午後2時より山形大学渡辺理絵先生より「地図の世界へ誘う」と題してご講演いただきました。
 「実は各時代によって人々が生きられた世界としての大地や国土は違っていた。大地や国土の認識が全く異なっていた。ましてや、日本のかたちや広がりも、そして日本はどのような国かの認識も大きく変容してきた。」と黒田日出男氏のことばなども交えながら、理解しやすく地図の世界をご案内いただきました。
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by ChidoMuseum | 2015-09-05 18:09 | 講座・教室 | Comments(0)

本間美術館と姉妹館交流

  本間美術館と姉妹館盟約して約18年、以来交互に交流会を開催したりお互いに展示で協力して参りました。今年は当館が幹事館で、9月4日致道博物館で午後6時から開かれました。当館の『出羽荘内酒井の遺宝』展を見学、その後お互いの博物館美術館事業について情報交換をいたしました。その後なごやかに自己紹介、スピーチと館や地域に関わるゲームなど楽しみながら交流を深めました。
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by ChidoMuseum | 2015-09-04 20:17 | あれこれメディア情報 | Comments(0)