庄内初公開!

すっかり毎年恒例となりました
「庄内藩酒井家美術資料展」

実は今年の展示は今までとは違うんですよ!

この度の特別展示として、
慶応義塾大学の慶応義塾図書館様の格別のご配慮で、

慶応義塾図書館所蔵の
門外不出の貴重な資料を庄内初公開

させていただくことになりました038.gif

慶応義塾大学鶴岡タウンキャンパスが
致道博物館の向かい側にあるのは
みなさまご存じのとおりですが、
実は慶応義塾とのご縁は
そのはるか昔から繋がっているんです。

慶応義塾は
1858(安政5)年に福沢諭吉によって創設され、
2008(平成20)年に創立150年を迎えました。

明治末期に入り、
慶応義塾図書館で監督(館長)を設置するにあたり、
初代監督に就任したのが、
鶴岡市出身の大学部教員だった田中一貞です。

その後、田中の勧誘によって、
郷土史研究に従事していた
鶴岡市出身の羽柴雄輔国分剛三などが
図書館に勤務しています。

このような経緯もあり、
現在もなお慶応義塾図書館には
数々の庄内関係資料が所蔵されています。


今回出展されるのはこの3点。

庄内藩主酒井家の嫡子が江戸へ登城する際の行列の様子を描いた
「荘内酒井侯嗣子江戸登城行列之図」

庄内藩の藩主酒井家をはじめ家老・家臣による
書状や詩歌をまとめた「先賢手翰」

明治8年の北海道桑園(現・札幌市桑園)開拓に派遣された
旧庄内藩士の様子を綴った堀三義の「北役日誌」


この貴重な機会をどうぞくれぐれもお見逃しのないように!

みなさまのお越しをお待ちしていますm(_ _)m



★☆★☆★☆庄内藩酒井家美術資料展☆★☆★★☆
会期:2月24日(水)~3月30日(火) 
会場:致道博物館 展覧会場  
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料:一般700円 学生380円 小中学生280円
     (常設展示・庭園もご覧いただけます)

☆3月1日から4月4日まで
御隠殿にて「鶴岡雛物語」を開催します。
是非、両展覧会を併せてご覧下さい!
by ChidoMuseum | 2010-02-17 15:56 | 展覧会