茨木のり子展

先日展覧会の作品借用のため、
日帰りで高崎に行ってきました。

せっかくなので、
群馬県立土屋文明記念文学館で開催中の
「茨木のり子展」~わたしが一番きれいだったとき~へ。

高崎駅からタクシーで30分走ると、
何やら古墳のようなものが見えてきました。

文学館があるのは
国指定史跡の保渡田古墳群のある
上毛野はにわの里公園の一角。

建物はどうみても文学館っぽくはありませんが、
古墳の景観に合わせて建てられたとのことで納得。

昨年秋に当館で「茨木のり子の世界展」を開催し、
絵本『貝の子プチキュー』の原画を中心に、
庄内ゆかりの詩人・茨木のり子先生をご紹介しましたが、
文学展として、奥深くそして細やかに
茨木のり子先生を取り上げたのは
初めてではないでしょうか。

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茨木先生の生い立ちから創作活動、
同人誌『櫂』の設立や、韓国詩の翻訳にいたるまで、
さまざまな資料が展示され、
書翰などからは、
さまざまな方々との交流も
垣間見ることができました。

この展覧会は
先日、朝日新聞でも取り上げられ、
全国からの反響も大きいそうで、
改めて茨木のり子ファンの多さを実感しました。

まだまだ期間はたっぷりありますので、
是非お出かけくださいね(^_-)


★☆「茨木のり子展」~わたしが一番きれいだったとき~☆★
会 場:群馬県立土屋文明記念文学館
    〒370-3533 高崎市保渡田町2000
    Tel 027-373-7721 Fax 027-373-7725
会 期:平成22年7月17日(土)~9月20日(月・祝)
    毎週火曜日休館
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観 覧 料:一般400円(320円)/大学・高校生200円(160円)
by ChidoMuseum | 2010-08-26 11:50 | よその展覧会