廣野新田村開村300年記念

 7月14日廣野新田村(現酒田市広野)の開村300年記念式が酒田市広野・酒田農村環境改善センターで行われました。
 藤島川と交わり、最上川の河口に流れる京田川があるこの地域は、榛(はん)の木谷地といわれ、榛の木が生い茂る湿地帯でした。
 藩の許可を得て約1千町歩の荒地を開墾、その開墾の辛苦は大変なものでした。そして廣野新田は正徳4年・1714年に開村。
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 その先人たちに感謝をささげ、300年の永きに亘って培われきた廣野の良き気風を後世に伝え、300年記念を節目に廣野地域の益々の発展を期するため、歩みと主旨と地域の皆様のお名前が記された開村300年の記念之碑(題字:酒井)を皇大神社境内に建立、午前中に神事を催行、午後1時30分から記念式・祝賀会がおこなわれました。
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 本間酒田市長様はじめご来賓や地元の方々など大勢出席し、祝賀会では、この地域は芸達者な方々が多く、踊りや庄内出羽人形、オカリナの演奏などアトラクションがおこなわれ御祝いムードで盛り上がりました。
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by ChidoMuseum | 2013-07-15 13:49 | あれこれメディア情報