庄内文化賞を市川清治氏が受賞

11月19日10時から酒田市 出羽遊心館で第37回庄内文化賞の受賞式が行われました。受賞されたのは、琵琶奏者の市川清治氏、錦心流薩摩琵琶に入門以来、伝統的な琵琶の演奏活動を始め、他ジャンルとの共演を積極的に行い、琵琶の普及継承に尽力すると共に、若手演奏者の育成や後進の指導に熱心に取り組むなど、琵琶愛好者の底辺拡大にも努力されています。このように琵琶をとおした日本人の心の伝承や庄内地方の芸術文化の振興に果たしてきた功績は顕著なものがあるとして庄内文化賞を受賞されました。
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丸山酒田市長から式辞、賞状授与が行われ、本多酒田市議会議長の祝辞のあと、ご挨拶にたち、みなさまのおかげと感謝の言葉と伝統文化の継承を決意の言葉を述べ、その後賞状や縦などの授与、琵琶を記念演奏、「乞食行者 佐藤霊山上人」を演奏されました。
「概要」公益の人、常念寺第20世佐藤霊山は宗派を越えて庄内の40ヶ寺をとりまとめ浄財を集め、貧しい子ども達におにぎりを与え、また明治22年、大督寺の本堂を教場に市立学校を創られる。乞食行者の給食は、終戦の昭和20年までその行為が引き継がれる。学校給食のさきがえを後世に殘さんと、昭和34年霜月に、「学校給食発祥の地」の記念碑を大徳寺境内に建立される。
以上を「琵琶曲 乞食行者「佐藤霊山上人」として記念琵琶弾奏、作。
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by ChidoMuseum | 2015-11-19 17:30 | あれこれメディア情報