2017年 10月 14日
魅惑の江戸の絵画 10.14(土)~11.13(月)
江戸初期に幕府の御用絵師となった狩野探幽は、江戸狩野派と呼ばれる大きな一派を形成し、幕末まで隆盛を極めました。江戸中期になると、京都画壇に写生画を創造した丸山応挙が登場し、一世を風靡します。一方中国の文人画に影響を受けて日本独自の文人画(南画)を大成した与謝蕪村や池大雅、また異色奇想な画風の伊藤若冲や曽我蕭白など、個性的な画人が登場しました。江戸後期には、当時の名所や美人など描いた浮世絵が江戸を中心に流布し、多彩な発展を遂げました。