カローラで近岡善次郎、三井永一、山本甚作、山口将吉郎展

 昨年のトヨタカローラギャラリーオープン記念展についで、1周年を記念して致道博物館の収蔵作品の展示は、新庄出身の洋画家近岡善次郎、鶴岡市出身の画家三井永一、同洋画家山本甚作、挿絵画家山口将吉郎の4人展を開催しています。
 新庄市名誉市民としても名高い近岡善次郎は全国300箇所以上訪ね描いた「明治西洋館シリーズ」は高い評価を受け切手の原画にも採用、今回、「羽黒山五重塔」「鶴岡カトリック教会礼拝堂」など鶴岡ゆかりの建物の作品を、
 三井永一は多くの作家が取り上げられた「ロマン派変転」(浅野晃著)に挿絵を連載、大学院の文学ゼミで教科書として使用されたほど挿絵作品の画家として印象附けられる作品、
 山本甚作は時代小説「蝉しぐれ」(藤沢周平著)の挿絵を担当し、墨絵で作中の世界観を表現。武者絵を得意とした山口将吉郎は当時の人気雑誌「少年倶楽部」(講談社発行)を舞台に活躍。「義経物語」「風雲児義経」などから水彩画で色鮮やかな作品を展示。
展示期間は2月11日まで。定休日は、3日.4日、10日。入場無料。時間午前9時半から午後6時まで。
鶴岡市文下広野18-1 トヨタカローラ山形鶴岡店 ℡0235-23-2331
どうぞ御静観ください。
2月1日附記事荘内日報社
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by ChidoMuseum | 2020-01-31 18:10 | あれこれメディア情報