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明治150年記念 重要文化財旧鶴岡警察署庁舎保存修理完成記念 第2部庄内近代化物語 挑戦者たち


 6月20日より7月25日まで 明治150年記念 重要文化財旧鶴岡警察署庁舎保存修理完成記念 第2部庄内近代化物語 挑戦者たちを開催いたします。
当館では重要文化財旧鶴岡警察署庁舎保存修理完成記念、そして明治150年記念といたしまして、明治の大変革、躍動の時代をふりかえってみます。
全国で大変革のあった時代、ここ庄内でも戊辰戦争で敗北、賊軍という苦境に立たされた旧庄内藩、そこからたくましく立ち上がり、先進的な取り組みに挑戦し、現代への礎を築いた先人達の軌跡を振り返ります。日本の近代化が進むとき、西洋文化を柔軟に学び、伝統的な技術や文化と融合させた庄内の人々が歩んだ道程の一端をご紹介いたします。旧庄内藩主家第16代酒井忠良伯爵(当館設立者)が着用した大礼服を初公開いたします。重要文化財旧鶴岡警察署にはこの庁舎に関連した資料および2階には近岡善次郎画伯の庄内の建築物の絵画を展示いたしております。その他当館施設あわせご覧頂きますようご案内申し上げます。
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明治9年(1876)創建、三島通庸県令によって進められた東北一の朝暘学校、後に焼失しましたが、当時の朝暘学校絵図(鶴岡市郷土資料館蔵)にあるようにその学舎も外壁は青でした。
東京銀座煉瓦街で国家規模の建築を指導した県官吏原口祐之(すけゆき・鹿児島県士族・井岡寺に原口の寿碑あり、土木部門実務者として三島とともにした)が建設指揮にあたりました。もちろん高橋兼吉も建設に従事しています。また朝暘学校碑が鶴岡市役所前にあり、朝暘学校碑は、標題を、戊辰戦争で東征大総督のち参謀総長などを歴任された有栖川宮ー熾仁親王(1835ー1895)、文を、幕末・明治期の歴史学者で薩摩出身で文部省修史局員東大教授・元老院議官の重野安繹(1827-1910)。書を幕末・明治の漢学者・書家、豊後出身、維新後は文部大丞・文部省学務局長・東宮侍書などを歴任し、漢詩・南画にもすぐれた長三洲(1833ー1895)名は炗(ひかる)。当時日本を代表する錚々たる先生たち。いかに明治政府の威光と新しい時代の到来を知らしめるために当時の最高レベルの人材を集め建設されたかうかがい知ることが出来ます。
井岡寺山門近くにある原口祐之の石碑(寿碑)
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by ChidoMuseum | 2018-06-20 14:55 | 展覧会 | Comments(0)

重要文化財旧鶴岡警察署庁舎保存修理工事竣工


重要文化財旧鶴岡警察署庁舎保存修理工事が当館創立記念日にあたる本日6月14日竣工をむかえました。
平成25年に着手してから5年、創建明治17年当時の姿の青い旧鶴岡警察署庁舎として6月15日より一般公開いたします。
大勢の皆様からご協力ご支援を賜りましたこと衷心より厚く御礼申し上げます。
今後とも引き続きご支援ご協力のほどお願い申し上げます。警察署庁舎全館を公開、2階からの眺めもお楽しみいただけます。
f0168873_10055298.jpg御来館をお待ちいたしております














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荘内日報社記事より
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祝賀会では、文化庁文化財部豊城浩行様、山形県知事吉村美栄子様(代理庄内支庁長沼澤好徳さま)、鶴岡市長皆川治様からお祝辞、文化財建造物保存技術協会主任技術者梅津秀基さまから工事概要説明、乾杯を鶴岡警察署長西塚隆一様、スピーチを山形県県議会議長志田英紀様、荘内銀行頭取上野雅史様、鶴岡信用金庫理事長佐藤祐司様、庄内たがわ農協組合長黒井徳夫様、JR九州、前山形県副知事後藤靖子様、NHK山形支局長藤田美和子様から感銘深いお話しを賜りました。心から御礼申し上げます。
荘内藩甲冑武者隊の演武ありがとうございました。公益財団法人文化財建造物保存技術協会様、株式会社山口工務店様に記念品とともに感謝状を贈呈させていただきました。その他にお祝いとして小林武様から来館者の入館記念用としていただきました御殿まり500ヶ、首都圏鶴岡会から旧鶴岡警察署用陶器傘立て2対、はじめ御祝いやお花、祝電、また大勢の皆様から賜りましたご寄付ご芳志に心から御礼申し上げます。

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首都圏鶴岡会からいただいた傘立て2台青い柱のところに於いて使わせていただいております。
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山形新聞社説では、旧警察署庁舎について、文化庁豊城浩行文化財監査官の祝辞の一節から「文化は人によって伝えられる。歴史も人が刻む。市民による歴史的建造物保存運動が結実した最初の例ではないか。地元を大切に思い、その歴史と文化を大切にしようとした気概に感服」と評価したことにふれた。







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by ChidoMuseum | 2018-06-14 18:10 | 博物館のとっておき | Comments(0)

今川浩満先生の「北国の洋館」ギャラリートーク開催

 平成30年6月2日午後2時から今川浩満先生の「北国の洋館」ギャラリートーク開催いたしました。
今川先生は、大阪在住、92歳、明治大正期の洋館に全国各地の洋館や擬洋風の建物に魅せられて描き、その作品は150点以上になります。
その作品は、個々の美しさを独特の優しい色調で繊細に表現されておられます。
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致道博物館で旧西田川郡役所、旧鶴岡警察署庁舎、田麦俣民家旧渋谷家住宅は平成6年えがかれたものです。
それら作品にまつわる元気いっぱいなお話し楽しくをうかがいました。
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洋館のほかに教会のシリーズや浪速の建物のシリーズの画集を刊行されております。
なお6月14日重要文化財旧鶴岡警察署庁舎が5年間保存修理完成の記念式祝賀会をおこない、翌15日から一般公開されます。
東北北海道の洋館建物、この明治にたてられた洋館をご覧頂きながら、明治の息吹をお楽しみください。


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by ChidoMuseum | 2018-06-02 18:21 | Comments(0)